新石器時代から現在まで、中国の陶磁器生産には絶えず技術の革新や芸術的な創造が起こり、さまざまな作品が生み出されました。
時代(BC10000〜BC2000年頃)を代表する土器としては大胆な幾何学文様のある彩陶や、斬新な造形の白陶や黒陶などが知られています。
彩陶渦巻文双耳壺 半山類型 (さいとううずまきもんそうじこ はんざんるいけい)
新石器時代 馬家窯文化 前26〜前23世紀 高36.69cm 口径13.6cm 底径13.7cm
時代(BC16〜BC11世紀頃)以降、灰釉陶など施釉された作品が現れます。灰釉陶は青磁に発展し、後漢時代(25〜220)には本格的な青磁が登場します。
紅陶撫琴人物俑 (こうとうぶきんじんぶつよう)
後漢 25〜220年 高75cm
時代(220〜265)から唐時代(618〜907)には越窯などでさまざまな形の青磁が生産されました。また、低火度の鉛釉陶も開発され、明器の焼成に用いられました。 一方で、戦国時代(BC475〜BC221)に始まる厚葬の風習により、秦〜漢時代(BC221〜220)には紅陶や灰陶、加彩灰陶の俑が盛行しました。
青磁堆塑人物壺 (せいじついそじんぶつつぼ)
州窯(ぶしゅうよう)
三国(呉)220〜280年 高36.6cm 底径12cm
(907〜960)から宋時代(960〜1279)にかけては、耀州窯や汝窯、南宋官窯、龍泉窯などの青磁、および定窯などの白磁が中国の陶磁器の本流となって展開していきます。また、宋時代の磁州窯や建窯、吉州窯などの製品にも優れた作例が多く見られます。
青磁盤 (せいじばん)
汝窯(じょよう)
北宋 960〜1127年 高2.8cm 口径17.2cm 底径9.5cm
白磁家形枕 (はくじいえがたまくら)
五代〜北宋 907〜1127年 高13.6cm 長18.4cm 幅22.9cm
白地鉄絵褐彩虎形枕 (しろじてつえかっさいとらがたまくら)
磁州窯(じしゅうよう)
金 1115〜1234年 高12.8cm 横39.6cm 幅19.5cm
時代(1279〜1368)には景徳鎮で白磁の素地に藍色の鮮やかな文様が描かれる青花磁器が現れました。以後、主要な製品として青花磁器や五彩が生産の中心となり、明時代(1368〜1644)、清時代(1644〜1911)には景徳鎮の御器廠において宮廷用の優れた陶磁器が生産されました。
青花牡丹唐草文梅瓶 (せいかぼたんからくさもん めいびん)
景徳鎮窯(けいとくちんよう)
元 1279〜1368年 高42.1cm 口径5.5cm 底径14.0cm
琺瑯彩牡丹唐草文碗 (ほうろうさいぼたんからくさもんわん)
清・康煕 1662〜1722年高7.25cm 口径14.5cm 底径6.6cm