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特別展 トルコ三大文明展~ヒッタイト帝国・ビザンツ帝国・オスマン帝国~ 関連行事
(H26.5.26更新)
パネル展「サンタクロースの島を発掘する ~トルコ・ゲミレル島のビザンティン都市遺跡の調査~」
「トルコ三大文明展」のうち、ビザンツ帝国についての理解をより深めていただけるように企画した展示です。
 本展はリキア地方ビザンティン都市遺跡調査団が近年おこなってきた遺跡調査の成果を写真・映像資料で紹介するものである。現在のトルコ南西沿岸にあたるリキアは、地中海の海上交通路に面し、古代から中世にかけて大いに栄えた地方である。リキア地方ビザンティン遺跡調査団は、この地方に展開したビザンティン都市の歴史を解明するために、1991年に辻成史・大阪大学教授(当時)を代表者として結成された研究グループである。美術史学、考古学、歴史学、建築史学の専門研究者からなり、現在は浅野和生・愛知教育大学助教授を代表者とし、福岡大学、一橋大学、関西学院大学、熊本大学、大阪大学、大手前大学、早稲田大学、岡山市立古代オリエント美術館などのスタッフ、愛知教育大学、大阪大学、東京大学、早稲田大学、ロンドン大学などの大学院生たちがフィールド調査に参加している。
 調査は1991年に開始され、なかでも1995年から発掘調査を開始した第三聖堂は保存状態が良く、数々のモザイク画が発見されている。地中海の海上交通路にあたる同島の調査を通して、初期ビザンティン時代の歴史・文化背景が解明されるものと注目されている。
(調査団ホームページを参照 http://www.jttk.zaq.ne.jp/sfuku239/lycia/
 こうした調査成果を写真パネル約30枚とともに、画像データベース、三次元計測という先端技術を応用したコンピュータ・グラフィックスによって提供するものである。

 なお、現在は無人島となっているゲミレル島は中世末に「聖ニコラオス島」と呼ばれているが、聖ニコラオスは現代のサンタクロースの原型となった人物である。展示名称はこの点を考慮したものである。
日  時 平成15年12月12日(金)~平成16年1月18日(日) 午前9時30分~午後5時
主  催 大阪歴史博物館・リキア地方ビザンティン遺跡調査団
会  場 アトリウム(大阪歴史博物館およびNHK大阪放送局1階の共有スペース)
観 覧 料 無 料
講演会
第1回 平成15年12月21日(日) 午後2時~3時30分
 「サンタクロースの島を発掘する ~トルコ・ゲミレル島のビザンティン都市遺跡の調査」
 【講 師】浅野和生氏(愛知教育大学)
第2回 平成16年1月17日(土) 午後2時~3時30分
 「ヒッタイト帝国成立の背景」
 【講 師】紺谷亮一氏(岡山市立オリエント美術館)
第3回 平成16年1月31日(土) 午後2時~3時30分
 「トルコ 美と伝統の世界 ~オスマン建築と工芸~」
 【講 師】山下王世氏(国際交流基金中東交流事業業務室)
主  催 大阪歴史博物館
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 各回300円(各回定員250名/事前申込みが必要です)
申込方法 往復はがきに
 (1) 講演会名(いずれか一つ)
 (2) 氏名(ふりがな)
 (3) 住所
 (4) 連絡先電話番号
を明記の上、下記までお申し込みください。
応募は1枚のはがきに1回・1名までです。
 〒540-0008
  大阪市中央区大手前4-1-32
  大阪歴史博物館『トルコ展講演会』係 宛
※応募多数の場合は抽選となります。
申込締切 第1回 11月30日(当日消印有効)
第2回 12月25日(同上)
第3回  1月10日(同上)
お問い合せ 大阪歴史博物館『トルコ展講演会』係 06-6946-5728 ※火曜日休館

※イベントの内容は都合により変更される場合があります。ご了承ください。

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