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特別展 ファンと歩んだ70年 阪神タイガース展 主な展示資料
(H26.4.7更新)

主な展示資料

初代監督 森茂雄ユニフォーム

初代監督 森茂雄ユニフォーム

◆昭和11(1936)年 愛媛県生涯学習センター(愛媛人物博物館)蔵

森茂雄は、タイガースの初代監督で、昭和11年のシーズン途中まで監督を務めた。これは、そのとき着用していたビジター用ユニフォームで、胸に「OSAKA」の文字がある。現在確認されているタイガースのユニフォームとしては最古のものであり、職業野球(プロ野球)草創期の大変貴重なユニフォームの1つである。大阪・美津濃運動具店(現ミズノ)製。


景浦将(かげうらまさる)ホームランボール

景浦将(かげうらまさる)ホームランボール

◆昭和12(1937)年 個人蔵

景浦将は、松山商業、立教大学を経て、タイガース創立と同時に入団。戦前の主要メンバーの1人で、豪快なスラッガーとして鳴らした。このボールは、昭和12年秋季シーズンに、景浦が打った3本塁打のうちの1本のホームランボールで、景浦自らがサインと10月10日の対セネタース戦(甲子園)で打ったものだと記している。本塁打の少ない時代に通算25本を放った景浦の貴重なホームランボールの1つである。


藤村富美男バット

藤村富美男バット

◆阪神タイガース史料館蔵

藤村富美男は、広島県の呉港(ごこう)中学からタイガースに入団。戦前戦後を通じて強打者としてチームをリードし、ダイナマイト打線の4番を務めた「ミスタータイガース」。首位打者1回、本塁打王3回、打点王5回、生涯打率3割、通算本塁打224本で、背番号10は永久欠番となっている。藤村が使用したこのバットは、通常のバットより長いことから俗に「物干竿(ものほしざお)」と呼ばれ、スラッガー藤村富美男の象徴ともいえる。


江夏豊ユニフォーム

江夏豊ユニフォーム

◆昭和47(1972)年 阪神タイガース史料館蔵

江夏豊は、阪神タイガースが誇る左腕投手で、昭和43(1968)年、未だ破られていないシーズン401奪三振の日本記録を樹立。その後もタイガースのエースとして活躍し、捕手・田淵幸一と「黄金のバッテリー」を組んだ。移籍後は、広島などでリリーフ投手として伝説的な活躍を見せた。このユニフォームは、昭和47年に江夏が着用したビジター用ユニフォーム。昭和45(1970)年から使用されたこのタイプには、初めて背中に選手名が入った。


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