展示・イベント



第35回 特集展示
大阪町めぐり 平野
―戦国時代を生き抜いた豪商の町―

 ◆ 平成17年 7月20日(水) 8月29日(月) ◆ 
毎週火曜日休館

本特集展示は、大阪歴史博物館で同時期に開催される 特別展「東アジア中世海道―海商・港・沈没船―」(会期:平成17年7月6日〜9月5日)の関連企画です。

(H17.7.4更新)

会 場
8階 特集展示室

時 間
9:30〜17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで

観覧料

 大阪市平野(ひらの)区のなかでも、特に歴史的に著名な戦国時代から江戸時代初期にかけての町のありかたや人々の暮らしを、絵画・古文書・考古資料約60点(重要文化財4点を含む)によって4部構成で紹介します。

 昨年7月、区制30周年を迎えた平野区は、さまざまな歴史遺産を持ちます。その歴史は旧石器時代から確認されており、また戦国時代には堺とならぶ自治都市として、さらに江戸時代には河内木綿の流通を背景に栄えた在郷町としてその名を歴史に残しています。区制30周年を記念した『平野区誌』も完成(7月中旬配布予定)し、平野に対する関心が高まりつつある今、本館でも特集展示「大阪町めぐり」の一環として、平野が歴史上、最も輝いた時期のひとつである戦国時代から江戸時代初期にスポットを当てて紹介します。
 今回の展示は、特に平野(旧郷町)の町の成立や人々の自治結合のありかたを紹介し、平野の今後を考えるきっかけを提供するものです。

※この展示は終了いたしました

【第1部】平野の誕生

平野という地名は坂上広野麿の「広野」に由来するといい、以後その子孫である坂上氏が代々この地の有力者となりました。そうした平野成立の伝承にまつわる資料を展示します。

【第2部】 平野の人々の結合

平野の人々は戦国時代の動乱期を自治的結集で乗り切りました。そうした人々の結合を示す杭全(くまた)神社本殿棟札や、町の議定書から人々の結集の様子を紹介します。

【第3部】 豪商の時代

平野の人々は戦国時代の末期には織田信長と結びつき、その生活を安堵されましたが、それとともに商業的特権を得た豪商が誕生することになります。商業活動を目的とした通行の自由を認めた豊臣秀吉朱印状や、東南アジアとの朱印船貿易の際に用いられた航海図は、まさに豪商を象徴する資料です。

【第4部】 発掘された平野

出土資料から当時の平野を語ります。平野の整然と区画された町並みを見せていますが、発掘調査の結果、それは戦国時代にさかのぼる可能性が高くなってきました。また出土品には織部焼などの茶碗もあり、考古学から当時の暮らしの様子が明らかにされつつあります。

期間中の関連行事

当館学芸員による展示解説

平成17年 7月31日(日)と、8月28日(日)
       午後3時30分から(約30分間)

※参加料は無料(ただし常設展示観覧料が必要)です。
上記の日時に会場(8階特集展示室)へお越しください。


おもな展示資料

坂上広野麿画像

展示資料数:
   約60点
(重要文化財
   4点を含む)

重要文化財 杭全神社本殿棟札
杭全神社蔵

詳細はこちら

重要文化財 アジア航海図

織部黒沓茶碗
(財)大阪市文化財協会保管


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