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  5. 特別企画 大阪音楽大学創立90周年記念「古今東西 吹奏楽の楽器たち」

(H26.4.3更新)

古今東西 吹奏楽の楽器たち メインタイトル

◆平成18年 3月11日(土)~ 4月2日(日) ◆

毎週火曜日休館
(ただし、3月21日(火・祝)は開館、翌22日(水)が休館となります)

会場 6階 特別展示室
時間 9:30~17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
観覧料 常設展示観覧料でご覧いただけます
主催 大阪音楽大学・大阪歴史博物館
展示制作 大阪音楽大学 音楽博物館

大阪歴史博物館では、平成18年3月11日(土)から4月2日(日)まで、6階特別展示室において、大阪音楽大学と共催で、春の特別企画 大阪音楽大学創立90周年記念「古今東西 吹奏楽の楽器たち」を開催します。

 本展覧会では、ヨーロッパやアジア、アフリカなど、古代から現代に至る世界の楽器や関係資料、約200点を勢揃いさせ、古今東西の吹奏楽の楽器を一堂に紹介します。こうした吹奏楽に焦点をあてた展示はこれまでには開催されておらず、明治以降の歴史のなかで吹奏楽の盛んな地域である関西にふさわしい展覧会となります。

現代の吹奏楽で使用されている楽器は、様々な発明・工夫などの試行錯誤の時代を経て、現在の形に発展したものです。また、アジアなどの非ヨーロッパ系の音楽のなかにも、吹奏楽が数多く存在し、それぞれの民族・地域の文化を反映した楽器を有しています。本展覧会では、楽器が発達してゆく歴史的な変遷や、地域によって同系統の楽器にも様々なものが存在することなどをご紹介します。

わが国においては、明治初期に整えられた陸軍・海軍の軍楽隊が、西洋人指導者から本格的に吹奏楽を学び、洋楽普及に大きく貢献します。とりわけ関西では、明治21年(1888)から35年に亘って駐留した陸軍第四師団軍楽隊の存在が、洋楽受容に大きな影響を与えました。さらに軍縮による同軍楽隊廃隊後、大正12年(1923)にその隊員の有志で結成された大阪市音楽団(結成当時は大阪市音楽隊)は、現役最古の歴史をもつプロ吹奏楽団として今日も活躍しています。本展覧会では、陸軍第四師団軍楽隊の使用楽譜などの関連資料も展示し、関西の吹奏楽の源流をあわせてご紹介します。


期間中の関連行事

『サクソフォーン・カルテットの演奏』
サクソフォーン写真
【日 時】 平成18年3月21日(火・祝)
(1)午後2時から(2)午後3時30分から(2回)
【会 場】 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
【参加費】 無料(当日見学自由)※ただし、ご入場には常設展示観覧券が必要です。
【演 奏】 大阪音楽大学教員によるサクソフォーン・カルテット
赤松二郎氏・篠原康浩氏・中谷龍也氏・飯守伸二氏
【内 容】 A.K.グラズノフ作曲 「四重奏曲」ほか
サクソフォーン発明者アドルフ・サックス製作のオリジナル・サクソフォーン(展示中)で演奏します。

主な展示資料

展示資料数:約200点
ターキッシュ・クレッセント画像
ターキッシュ・クレッセント
浜松市楽器博物館蔵
セルパン画像
セルパン
大阪音楽大学音楽博物館蔵
エコー・コルネット画像
エコー・コルネット
大阪音楽大学音楽博物館蔵