小学一年生・三年生
(H26.6.27更新)
平成17年10月5日(水)~11月28日(月)(予定)
昭和10・12年(1935・37) 寺谷修氏寄贈 本館蔵
せうがく(小学)三年生
昭和12年(1937) 10月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
昭和12年(1937) 10月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
小学館の学習雑誌の表紙には、どの学年も季節の遊びなどをする男女のこどもが登場する。この号では、秋らしく「ぶどう狩り」をする児童が描かれている。
セウガク(小学)一年生
昭和10年(1935) 4月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
昭和10年(1935) 4月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
4月号らしく、野口雨情が作った童謡「イヨイヨ一年生」が掲載されている。野口雨情は、「七つの子」「赤い靴」の作詞などでも有名な詩人。
せうがく(小学)三年生
昭和12年(1937) 11月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
昭和12年(1937) 11月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
こども向け学習雑誌の売り物のひとつは「ふろく」だった。このページでは、次号のふろくを紹介している。日中戦争のさなか、軍事色の強いふろくが多い。
せうがく(小学)三年生
昭和12年(1937) 12月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
昭和12年(1937) 12月号 本館蔵(寺谷修氏寄贈)
上の11月号で宣伝したふろくのひとつ、『支那事変 勇壮愛国美談集』。「支那事変」とは、この年(1937) 7月から中国大陸で勃発した戦争の当時の呼び名で、日中戦争を指す。
『小学一年生』のような「こども向け学習雑誌」を展示しました。このような学年別の学習雑誌は、大正時代から刊行され始めました。今回は、昭和初期に小学館が発行した学習雑誌を展示し、雑誌の特徴や当時のこどもを取り巻く社会・文化の一端を紹介します。大人の方にも、小中学生にも楽しんでいただける展示です。ぜひご覧ください。
フロア / 7階 | コーナー / 文化―メディアと流通 |