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  5. プノンペン国立博物館所蔵 世界遺産 大アンコールワット展~壮麗なるクメール王朝の美~

特別展 開館五周年記念「水都遊覧-“大阪は実に橋の都なり水の都なり”-」主な展示資料
(H26.3.14更新)
主な展示資料

ジャヤヴァルマン7世の頭部

ジャヤヴァルマン7世の頭部

1点 12世紀末~13世紀初頭
砂岩 プノンペン国立博物館所蔵

舟を形どった木製品である。長堀の住友銅吹所跡の下層から19点がまとまって見つかった。古代宮都の難波宮跡が存在する上町台地の周辺では、他にも人形木製品や土馬などが見つかることがあり、これらはまつりやまじないに使われたものと考えられる。


ひざまずくプラジューナーパーラミタ

ひざまずくプラジューナーパーラミタ

1点 12世紀末~13世紀初頭 砂岩
プノンペン国立博物館所蔵

プラジューナーパーラミタは漢訳では般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)と表記される。諸仏の母として般若仏母(はんにゃぶつも)とも言われる。この像は、ジャヤヴァルマン7世の王妃ジャヤラージャデヴィーの姿をモデルにし、妃の妹が製作したと言われる。像はひざまずき、装身具はなにもつけず瞑想する姿を表している。


蓮華のリンテル

蓮華のリンテル

1点 8世紀 砂岩
プノンペン国立博物館所蔵

リンテルとは、建物の入口や窓の上に渡されたまぐさ石のことであり、植物模様や物語りを描いた彫刻などで華麗に装飾される。このリンテルは植物模様を施されたもので、中央にメダイヨン(楕円の額)を、その両側にアーチを配しており、両端には台座にのせられた花飾りがあしらわれる。アーチの縁には真珠が1列に並び、その上に図案化された真珠が描かれる。アーチの下には下げ飾りと組み合わされた花輪が見られるなど、前面が模様で埋めつくされたまさに絢爛豪華なリンテルである。


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