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【第 III 章】 タイルのまち
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そごうモザイクタイル天井≪天空≫
建て替え前の様子
写真提供:株式会社そごう
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心斎橋のそごうは昭和10年(1935)、村野藤吾の設計により竣工した。御堂筋側入口天井にはドーム型のガラス質モザイクタイル天井画≪天空≫(作品名は後世の命名)があった。村野藤吾の原案により、鶴丸梅吉(ステンドグラス作家の鶴丸梅太郎と考えられる)が制作した。そごうは近年建てかえられたが、≪天空≫の一部は壁画作品として新しいそごうの中によみがえった。
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近代大阪の代表的街路であった堺筋と平野町の交差点に面して建つ生駒ビルヂングは、老舗生駒時計店の店舗として昭和5年(1930)に建てられた。宗(そう)建築事務所の設計、大林組の施工で、外装には釉薬の厚くかかったスクラッチタイルが張られ、ビル全体に独特の雰囲気をもたらしている。現在、同ビルはコンシェルジュオフィス北浜T4Bとして活用されている。
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生駒時計店新築東側南上部矩計 縮尺二十分之一
生駒時計店蔵
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時計塔部分の矩計(かなばかり)図(詳細図)。窓などの位置が、タイルの高さを基準にして割り付けられていることが分かる。
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旧芝川邸は西宮市甲東園に武田五一設計で建てられた住宅。明治45年(1912)に竣工し、昭和2年(1927)および同10年(1935)頃に増築された。平成7年(1995)の阪神淡路大震災で被災し、明治45年竣工部分は博物館明治村に移築工事中。昭和初期の部分は解体され、主要な部材が保存された。
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旧芝川邸 各種タイル
昭和初期
千島土地株式会社蔵
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旧芝川邸の増築部の各所に使用されていたタイル。
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旧芝川邸サンルーム
昭和2年(1927)
千島土地株式会社蔵
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獅子型の陶器製吐水口飾りを、美しい青色タイルが取り囲む。
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