泉布観2階 暖炉のタイル
明治時代 当館保管 大阪最古の洋風建築・泉布観の暖炉に使われたタイル。幕末から明治時代の主要な洋館には英国製の装飾タイルが使われました。このタイルは、英国MINTON社の製品ですが、図柄は鳥や魚、花など日本趣味がみられます。
大阪市中央公会堂設計競技1席・ 岡田信一郎案透視図
大阪市中央公会堂蔵 明治45年に指名設計競技が行われた大阪市中央公会堂で、応募者中最年少だった岡田信一郎(当時29歳)が当選しました。正面に大アーチをいだく優雅な姿で、応募段階から赤煉瓦のもつ雰囲気を見事に表現しています。
旧芝川邸サンルームのタイル
昭和初期 千島土地株式会社蔵 西宮市上甲東園にあった住宅で用いられていたタイル。この住宅は建築家・武田五一の設計で明治45年に竣工、昭和初期に増築されました。このタイルは増築部サンルームの噴水吹き出し口付近で用いられていたもので、ライオンの水吐き口のまわりには、当時流行した青色の美術タイルが使われています。
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