日本最古の万葉仮名文木簡
(H26.6.25更新)
平成19年2月16日(金)~(予定)
(レプリカ・難波宮跡出土)
■出土した万葉仮名木簡
■赤外線で解析した様子
昨年9月、難波宮跡から万葉仮名11文字を記した、7世紀中ごろの木簡が発掘されました。木簡には「皮留久佐乃皮斯米之刀斯(はるくさのはじめのとし)」と書かれていました。これは漢字1字を1音にあてた万葉仮名の実例として日本最古のものです。最後の文字より下は折れて残っていませんでしたが、さらに文字が続いており、和歌を記したものと考えられます。日本語の表記や和歌の成立を考える上でのたいへん重要な資料です。
フロア / 10階 | コーナー / 前期難波宮のすがたを求めて |