おもな展示資料
(1) 七日市藩主大坂登城行列図 (なのかいちはんしゅおおさかとじょうぎょうれつず)
天保3年(1832) 群馬県立歴史博物館蔵
七日市藩(なのかいちはん)(群馬県富岡市)の藩主前田利和(まえだとしよし)が文政3年(1820)、大坂城の加番(かばん)に赴任する際、一行が行列を組んで大坂城に入城する状況を描いた巻物。巻頭に大坂城を描き、そのあとに背景画のない大名行列を続けている。こうした大坂城への入城図は珍しい。
(2) 大坂御家中屋敷割図(鶴賓文庫) (おおさかごかちゅうやしきわりず)
延享2年(1745)頃 福山城博物館蔵
福山藩(広島県福山市)の藩主阿部正福(あべまさよし)が延享2年(1745)から大坂城代を勤めた際、福山から同行した家臣に対し、大坂城の南西部にあった城代屋敷を居宅として割り付けた際の図面。
(3) 大坂御城御加番御交代節大手固行列之絵図 (おおさかおしろごかばんごこうたいのせつおおてかためぎょうれつのえず)
正徳3年(1713) 本館蔵
大坂城の加番は毎年8月に交代したが、本図は正徳3年(1713)8月の交代の際に、大坂城の大手門内外で組んだ隊列の配置を示している。