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ペルシャ文明展-煌めく7000年の至宝-
(H25.10.1更新)

大阪歴史博物館 特別展
「ペルシャ文明展-煌めく7000年の至宝-」を開催します

平成19年7月11日(水)~9月17日(月・祝)

大阪歴史博物館では、特別展「ペルシャ文明展-煌めく7000年の至宝-」【会期:平成19年(2007)7月11日(水)から9月17日(月・祝)】を開催します。世界最古の「帝国文明」とされるペルシャ文明の多種多様な遺品をはじめ、ユネスコ世界遺産・ペルセポリスから出土した彫像などイラン国立博物館の所蔵品を中心とする名品200余点により、東西交流の拠点であったペルシャの美と歴史のひろがりをご紹介します。悠久のペルシャ文明に思いを馳せる好機となるでしょう。

本展ではまず、帝国文明以前のペルシャ先史時代のユニークな造形美に光をあてます。アケメネス朝ペルシャでは帝国の栄光を伝えるペルセポリスの出土品、「黄金のリュトン」を中心とする煌めく金製品の数々、そしてササン朝ペルシャでは古代の日本にも影響を与えたガラス器や銀器を紹介します。

ペルシャの歴史は、先史時代を含めるとおよそ7000年前にさかのぼります。メソポタミア文明と表裏一体でありながら独自の都市文明を開花させました。紀元前2000年ごろには、遊牧民族アーリア人がイラン高原に移住し、彼らの住みついた土地が「パールサ(辺境)」と呼ばれたことが「ペルシャ」の呼び名の由来となりました。紀元前6世紀に興ったアケメネス朝ペルシャは、西はエジプトから東はインド亜大陸に至る広大な領土を支配する「帝国文明」を誇り、当時の世界最高の水準を誇る建築、美術、工芸品を今に伝えています。なかでも、金属加工技術の粋を集めた金製品には目をみはるものがあります。3世紀に興ったササン朝ペルシャは、地中海世界と東アジア世界を結ぶユーラシアの東西交渉の拠点となり、その美術は奈良・東大寺正倉院に伝わる切子ガラスや狩猟文皿など日本にも大きな影響を与えました。

特別展「ペルシャ文明展-煌めく7000年の至宝-」
1.会     期 平成19年7月11日(水)から9月17日(月・祝)まで
2.主     催 大阪歴史博物館、朝日新聞社、東映、朝日放送
3.後     援 外務省、文化庁、イランイスラム共和国大使館、中近東文化センター、
大阪府、大阪府教育委員会
4.協     力 イラン国立博物館、イラン航空
5.協     賛 大日本印刷、ニッセイ同和損害保険
6.企 画 協 力 東京国立博物館
7.会     場 大阪歴史博物館 7階、6階 特別展示室 交通のご案内
    ●開館時間
午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
          (ただし、入館は閉館の30分前まで)
    ●休館日
毎週火曜日(ただし、8月14日(火)は臨時開館)
8.観  覧  料
 
特別展
常設展+特別展
《割引になります》
大 人
1,300 円
(1,170
1,600 円
(1,540 円)
高大生
900 円
(810 円)
1,100 円
(1,060 円)

※( )内は20名以上の団体割引料金。
※ 中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明提示)、障害者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。

9.総 出 品 点 数 約200点
10.図   録 変形A4版 194ページ 2,000 円
※特別展会場、1階ミュージアムショップにて、お求め下さい。