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住吉大社をはじめ、大阪市内のいくつかの住吉神社の境内と建築の様子

(H26.6.25更新)

平成19年8月22日(水)~(予定)

住吉社細見絵図
住吉社細見絵図
明和8年(1771) 画工 竹原春朝齋 本館蔵
住吉大社の境内を描いた一枚刷の図。年号が分かる一枚刷の境内図では、早い時期のもの。後の『摂津名所図会』にくらべると写実性は高くないが、境内の様子をよく整理して正確に描いており、名所も網羅されています。西側(下)の高灯籠付近まで描かれ、当時の参詣者が巡っていた道筋がしのばれます。

大野住吉神社旧本殿 虹梁こうりょう象鼻ぞうばな
江戸時代中期 本館蔵 宗教法人住吉神社寄贈
大野住吉神社旧本殿 虹梁 象鼻
西淀川区百島にある住吉神社の旧本殿で使用されていたもの。漁民が多かったこの辺りには、住吉神社が多くまつられていました。江戸時代中期に建てられた旧本殿は、住吉大社と同じく4棟ありましたが、阪神淡路大震災により建て替えられました。展示品は、旧本殿の正面の柱をつなぐ虹梁こうりょう象鼻ぞうばなの部分。

大阪市住吉区の住吉大社は全国の住吉神社の本社にあたります。住吉大社をはじめ全国の住吉神社には底筒男命・中筒男命・表筒男命(筒男三神)と神功皇后がまつられています。大阪市内にも数多くの住吉神社がありますが、これらは主に西淀川区、此花区などの臨海部に多く存在していました。これは住吉神社がお祓いの神、和歌の神などのほか、海上平安・航海安全の神として信仰を集めたためです。

ここでは、住吉大社をはじめ、大阪市内のいくつかの住吉神社の境内と建築の様子を紹介します。

フロア / 9階 コーナー / 信仰する―住吉信仰と神社の建築
9階フロアマップ