1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 特別展
  4. 過去の特別展
  5. 大阪府・大阪市指定文化財展-大阪の祈り さまざまな美と形-

大阪府・大阪市指定文化財展-大阪の祈り さまざまな美と形-
(H25.10.1更新)

大阪歴史博物館 特別展
「大阪府・大阪市指定文化財展-大阪の祈り さまざまな美と形-」
を開催します

平成20年7月19日(土)~9月1日(月)

大阪歴史博物館では、平成20年7月19日(土)から9月1日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「大阪府・大阪市指定文化財展-大阪の祈り さまざまな美と形-」を開催します。
 古くからの歴史をもつ大阪には、先人たちが残した文化遺産が数多く伝わっています。このうち大阪の歴史と文化を考える上で特に重要で、将来にわたって保存すべきものが指定文化財で、大阪府では昭和44年度以来464件の文化財が、大阪市では平成11年度以来122件の文化財が指定されています。
 これらの指定された文化財を見渡しますと、仏教をはじめとして、日本古来の神々やキリスト教に対する〈祈り〉を背景として制作された作品が多くを占めています。このことは前近代社会においては、「宗教」や「信仰」というものが人々の生活、あるいは社会において現代とは比較にならない程大きな比重を占めていたからにほかなりません。
 今回の特別展では、大阪の人々の〈祈り〉にスポットをあて、人々の心の拠りどころであった〈祈り〉から生み出された作品を展示します。この展覧会を通じて、先人たちの心を知る一助となればと考えるものです。
 また、この展示会にあわせて、平成18年度・19年度に大阪市が新たに指定した文化財のお披露目も行います。

 会期中の7月27日(日)午後2時から長谷洋一氏(関西大学教授)による講演会「宝山湛海と近世の仏像」、8月3日(日)午後2時から熊田司氏(大阪市立近代美術館建設準備室)による講演会「佐伯祐三と大阪」を開催します。また、8月9日(土)および16日(土)いずれも午後2時より本館学芸員による展示解説を行います。

特別展「大阪府・大阪市指定文化財展-大阪の祈り さまざまな美と形-」
会期

平成20年7月19日(水)から9月1日(月)まで

主催 大阪歴史博物館
後援 大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、財団法人大阪府文化財センター、大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館、大阪府立狭山池博物館、財団法人大阪市文化財協会
会場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料
  特別展 常設展+特別展《割引になります》
大人 600円(540円) 1,000円(940円)
高大生 400円(360円) 670円(630円)
※( )内は20名以上の団体割引料金。
※ 中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明提示)、障害者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
総出品点数 約100点
展示構成
  1. 祈りの像 (信仰の対象となった仏像など代表的な彫像を紹介)
  2. 祈りの絵画 (仏教の教義曼荼羅といった宗教観や精神世界を表現した絵画を紹介)
  3. 祈りの品々 (その他、多様な祈りとそれにまつわる品々を紹介)
  4. 平成18・19年度大阪市指定文化財の紹介