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宮里瓢遊こと三代帯屋源兵衛関係資料【第2期】

(H26.6.24更新)

平成20年6月11日 (水)~8月18日(月)(予定)

瓢箪屋で用いられた「会席」の道具 江戸時代~現代 本館蔵
備前虫明焼火襷瓢形皿
備前虫明焼火襷瓢形皿びぜんむしあけやきひだすきひさごがたさら
瓢形杯洗
瓢形杯洗ひさごがたはいせん

瓢絵縁高 道志作
瓢絵縁高ひさごえふちだか 道志作どうしさく

大阪歴史博物館では、平成17年度・18年度に、宮里瓢遊みやざとひょうゆうこと三代帯屋源兵衛おびやげんべえ関係資料を受贈しました。

宮里瓢遊(1812~1889)は、幕末から明治にかけて、蟹島新地(現在の北浜一丁目周辺)において料理旅館・瓢箪屋を経営した人物。自他共に認める無類の瓢箪好きで、宿で用いる器物はもちろんのこと、ありとあらゆる“瓢箪グッズ”の蒐集に邁進しました。

瓢遊の経営した旅館は、清河八郎きよかわはちろう(1830~63・幕末の尊王攘夷派の志士)の書き残した『西遊草』にも登場しています。八郎によると、瓢箪屋は宿に備えられた器物は大変にきれいで、立地も便利ではあるが、その宿泊費用は通常の旅館の倍にはなるだろう、といい、この旅館が当時はかなりの高級旅館であったらしいことが伺えます。

今回も、【第1期】(平成20年4月16日(水)~6月8日(月)まで)に引き続き、瓢箪屋で用いられた「会席」の道具を中心に紹介していきます。また、8月20日~10月27日【第3期】も予定しておりますので、どうぞお楽しみに。

「会席」とは、多数の人が寄り集まる席、あるいは寄り合いの席などのことで、その席で出される酒宴向きの料理のことを「会席料理」と呼びます。

フロア / 9階 コーナー / まちの生活―食べる
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