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シンポジウム「畿内の都城と大道―難波大道の発掘は何を語るか―」

(H21.5.5更新)

 「難波大道なにわだいどう」は難波宮から南に直進し、東西にのびる「大津道おおつみち」・「丹比道たじひみち」と交差して、河内から大和へと続く古代のメインストリートの一つと考えられています。

 昭和55(1980)年、堺市と松原市にまたがる大和川今池遺跡の発掘調査で、幅18mの大きな道路の跡が見つかりました。この道路をまっすぐ北へ10km近く向かうと、正に難波宮の中心へたどり着くことから、これこそが「難波大道」の一部と考えられました。難波宮を囲む「難波京」の内側は、「難波京朱雀大路なにわきょうすざくおおじ」と呼ばれています。この道路の全体のようすはまだよくわかっていませんが、本遺跡では幾度かの発掘調査によって、道路の時期や規模に関する情報が少しずつ集まってきました。昨年も今までの延長上で大きな道路の跡がみつかり、より正確な時期を突き止める手掛かりが得られるなど、ふたたび「難波大道」が注目を集めています。

 道は、ヒトがかよい、モノが運ばれ、知識を交換することで、広い地域で文化を育んできました。畿内の玄関口にあたる難波を結ぶこの道は、古代から現代へ続く歴史の証人でもあるでしょう。その発掘調査の意義について、最新の研究成果をもとに活発な討論を行います。

難波大道写真

シンポジウム「畿内の都城と大道―難波大道の発掘は何を語るか―
主催 財団法人大阪市文化財協会、財団法人大阪府文化財センター、大阪歴史博物館
会場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
日時 平成21年5月30日(土) 13時〜16時45分(受付は12時30分から)
内容
報告T 三宮 昌弘(大阪府文化財センター副主査)
「大和川今池遺跡の発掘成果とその意義」
報告U 積山 洋(当館 企画広報課長代理)
「難波大道と難波京」
基調講演 近江 俊秀(文化庁記念物課文化財調査官)
「考古学からみた古代道路」
討論 
近江 俊秀・三宮 昌弘・積山 洋・司会:京嶋 覚(大阪市文化財協会 事業企画担当課長)
参加費 無料
定員 250名(当日先着順)
問い合わせ (財)大阪市文化財協会 TEL:06-6943-6833
大阪歴史博物館 TEL:06-6946-5728