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長原遺跡の朝鮮半島系土器

(H26.6.24更新)

平成21年6月10日(水)~ 9月7日(月)(予定)

饅頭金物
10階展示風景

長原遺跡は大阪市平野区の南西部にある遺跡で、旧石器時代の石器製作址、弥生時代の住居や墓など、江戸時代にいたるまでのさまざまな時代の生活の痕跡が見つかっています。

古墳時代中期(5世紀)になると、長原遺跡では朝鮮半島から運ばれてきた土器や、その影響を強く受けた土器がたくさん発見されるようになります。朝鮮半島の土器の中には、半島南西部の 百済くだら、南部の加耶かやなど、土器の「故郷」がわかるものもあります。また、表面に格子文・平行文・鳥足文(鳥の足跡のような形をした文様)のタタキメ(土器を叩いてつくったときに残る、道具の痕跡)が残るものがあり、伝統的な地元の土器とは異なることから、珍しい土器だということがひとめでわかります。

フロア / 10階 コーナー / 古代難波の序章コーナー
10階フロアマップ