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昭和のおもちゃとマンガの世界-北原照久 大コレクション展-
(H25.9.26更新)

主な展示資料

鉄腕アトムとウラン

鉄腕アトムとウラン

ノムラ製
1960年代
北原照久氏蔵

1950年代になると、ロボットや自動車などの乗り物を題材にした商品が主流だったブリキ玩具の世界に、マンガやアニメのキャラクターを題材にしたキャラクター玩具という新しいジャンルが誕生する。これは、1952年から雑誌『少年』に連載され、爆発的な人気を得た手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の影響による。手塚の長男眞氏が子どもの頃、最初に手にしたおもちゃもアトムのブリキ玩具だったという。


鉄人28号

鉄人28号

ノムラ製
1950年代
北原照久氏蔵

手塚マンガの影響で漫画家となった横山光輝は、すでにアトムが連載されていた雑誌『少年』に1956年に『鉄人28号』を連載し、アトムと人気を二分するようになる。ブリキ玩具の世界でも、アトムとならんで非常に人気が高く、歩行姿のものでも5タイプ、飛行姿のものでも3タイプがつくられるなど、様々なスタイルの玩具がつくられた。


スモーキングロボット

スモーキングロボット

ヨネザワ製
1950年代
北原照久氏蔵

ブリキ玩具全盛時代のブリキロボットの傑作の一つ。バッテリーで動き、スイッチを入れるとまず前進、数歩歩いたあとに止まって、目と頭が光り、口から煙を出すという複雑な動きをする。現在でもコレクターの間で大変人気があり、何度か復刻商品が製造販売されている。


ダイハツミゼット

ダイハツミゼット

光球商会製
1950年代
北原照久氏蔵

1957年にオート三輪「ミゼット」がダイハツ工業から販売され大ヒットすると、それを題材にした玩具が、複数のメーカーから製造された。このうち、光球商会製のものは、運転席のシートやメーター類も丁寧にプリントされるなど、精巧につくられていた。駆動輪を地面などにこすりつけて回転させると、それに連動したはずみ車の回転力で走行するフリクション玩具の一種。


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