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百済土器(くだらどき)

(H26.6.13更新)

平成22年12月22日(水)~ 平成23年3月28日(月)(予定)

百済土器 椀
百済土器くだらどき わん
お茶碗のような形をした土器で、6世紀後半から7世紀初め頃の百済に類例がありますが、日本列島では唯一の例です。金属の椀を真似てつくられたもので、外面の線(櫛描直線文くしがきちょくせんもん)はその名残です。
百済土器 瓶
百済土器くだらどき へい
花瓶のような形をした土器で、7世紀の百済に類例のある土器です。口縁部は欠けていますが、ほぼ全体の形を知ることができます。

難波は古代倭王権の対外交渉の窓口として重要な役割を果たしていました。それを証するように、難波では朝鮮半島の加耶・新羅・百済から運ばれた土器が多く出土しています。今回は朝鮮半島南西部にあった百済の土器を展示します。なお、加耶・新羅の土器も継続して展示中ですので、この機会に古代朝鮮諸国から運ばれた土器を一堂にご覧ください。

フロア / 10階 コーナー / 古代難波の序章
10階フロアマップ