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新淀川100年 水都大阪と淀川
(H25.9.26更新)

特別展「新淀川100年 水都大阪と淀川」を開催します

平成22年9月18日(土)~11月15日(月)

大阪歴史博物館では、平成22年9月18日(土)から平成22年11月15日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「新淀川100年 水都大阪と淀川」を開催します。

現在の淀川大堰から下流の淀川は、明治29年(1896)に着手された淀川改良工事で新たに開削されてできた川(新淀川*)です。その淀川改良工事の竣工式が行われたのが明治42年(1909)6月1日で、新淀川ができて100年が過ぎたことになります。また、近年かつて「水の都」であった大阪を見直そうという動きも大きくなっています。

淀川は、古来より都市大阪の形成と発展にとって、切っても切れない大きな役割を果たしてきました。本展示では、その淀川について、とくに江戸時代以降の歴史的な変遷を追いながら、人びとの生産・流通・消費の場であった川と周辺住民との関わりについて、絵図・地図や古文書、絵画資料などを通して迫っていきます。さらに、都市大阪と淀川の関係を念頭に置きながら、同様の環境にある都市として江戸(東京)・新潟・徳島も取り上げます。本展示が、今後の淀川と人びととの豊かな関係を築く手がかりとなれば幸いです。

なお、大阪市立自然史博物館でも平成22年7月24日(土)から9月20日(月・祝)まで、同じく淀川をテーマとした特別展「みんなでつくる淀川大図鑑-山と海をつなぐ生物多様性-」が開催されます。

*新淀川

明治18年(1885)に発生した淀川の大洪水をきっかけに現在の北区長柄付近から此花区 常吉までの約11kmにわたってほぼ直線的に開削された人工の放水路で、新淀川放水路もしくは新淀川と呼ばれた。工事は明治29年(1896)に始まり、同42年(1909)に竣工した。昭和40年(1965)より淀川の本流として扱われ、淀川と称するようになった。


特別展「新淀川100年 水都大阪と淀川」
主催 大阪歴史博物館
後援 国土交通省淀川河川事務所、NHK大阪放送局
協力 京阪電気鉄道株式会社
特別協力 淀川資料館、大阪市建設局
会期 平成22年9月18日(土)~11月15日(月)
休館日 毎週火曜日
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
会場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観覧料
  特別展 常設展+特別展
《割引になります》
600円
(540円)
1,140円
(1,080円)
高大生 400円
(360円)
760円
(720円)

※( )内は20名以上の団体割引料金

※中学生以下、大阪市内在住の満65歳以上の方(要証明提示)、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

総出品点数 約180点