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難波宮北西の水利施設で出土した飛鳥時代の祭祀遺物

(H25.5.28更新)

平成24年2月15日(水)~

NHK放送局の地下には発掘調査で見つかった前期難波宮の水利施設(泉と巨石を組んだ水路)が発見当時のまま保存されています。この水利施設からは、土馬 や人形・舟形・馬形といった祭祀遺物がまとまって出土しています。このような祭祀具は一般的には奈良時代に普及するものですが、難波宮北西の事例は律令制 的祭祀の最古級のものになります。
この機会にぜひご覧ください。(寺井誠)

土馬(どば)

土馬
土馬は水神への捧げものと考えられる祭祀具。目や鼻・口・耳・鬣(たてがみ)や鞍(くら)(人が座るところ)の表現がされている。写実的で、どことなくユーモラスな感じがする。
フロア / 10階 コーナー / 難波京の風景
10階フロアマップ