大阪歴史博物館では、平成24年5月30日(水)から7月23日(月)まで、8階特集展示室で特集展示「なにわの薬屋さん」を開催します。
江戸時代以来、大阪は薬の町として知られています。それは、薬の原料となる
近年当館では、合薬屋に関する資料の寄贈を受けました。これを機に、これまでの館蔵資料も含めて、江戸時代から明治時代にかけての大阪の薬屋に関する資料を展示して、かつて大阪の産業で重要な役割を果たした「薬屋さん」に対する理解を深めていただこうというものです。
【日時】 | 平成24年6月16日(土)、6月30日(土) 7月 8日(日)、7月16日(月・祝) いずれも午後2時から(所要約30分程度) |
【講師】 | 八木滋(当館学芸員) |
【会場】 | 大阪歴史博物館 8階 特集展示室内 |
【参加費】 | 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です) |
【参加方法】 | 当日直接会場へお越し下さい |
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文政7年(1824) 本館蔵
江戸時代の大坂の商工業者の名鑑である。薬を製造・販売する合薬屋も「製薬之部」として約180軒も掲載されており、大坂市中にたくさんの合薬屋があり、多様な薬が製造・販売されていたことがわかる。凡例には、多種の薬屋を詳しく吟味して掲載した、と記されている。