1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 常設展示
  4. 常設展示更新
  5. 過去年度の展示更新
  6. 近代の和風建築と庭園

近代の和風建築と庭園

(H26.6.10更新)

平成24年11月7日(水)~ 平成25年2月25日(月)(予定)

琴ノ浦温山荘園茶室
琴ノ浦温山荘園茶室
和歌山県海南市
五風荘主屋
五風荘主屋
岸和田市
慶沢園長生庵
慶沢園長生庵
大阪市天王寺区
天理教明城大教会
天理教明城大教会
大阪市中央区

幕末・明治以降、西洋の技術導入に伴い、全国で洋風建築がさかんに建てられました。それに対し、伝統的な和風建築は自らのアイデンティティの表現として取り入れられ、発展をみました。また、洋風と和風を併置・折衷させることで近代的な住生活様式を確立しました。

いっぽう、明治初頭にいったん衰退した茶道は、平瀬露香ろこうら新たな財界・政界の数寄者たちにより復興・隆盛し、新たな茶室も数多くつくられました。 なかでも官休庵・武者小路千家の三代木津宗詮そうせんは、茶人でありながら「茶室建築家」として、多くの建築や庭園を手がけました。和風建築の担い手として、平田雅哉をはじめ優れた大工の活躍も見逃せません。
 本展示では、 明治・大正・昭和の各時代に建てられた大阪・和歌山の和風建築と庭園を写真パネル15点で紹介します。12月3日(月)まで開催中の特集展示「大阪の茶の湯と近代工芸 ―武者小路千家の茶人・三代木津宗詮と大阪の職方―」とあわせてご覧ください。 (酒井一光)

フロア / 7階 コーナー / 写真パネルコーナー
7階フロアマップ