建具雛型（たてぐひながた）
（H25.8.12更新）
平成25年8月8日（木）～10月28日（月）予定
今年も昨年に引き続き、建具雛形（たてぐひながた）を展示します。
建具とは、建物の開口部に設けられる襖（ふすま）、障子戸、欄間などの総称、雛形とは小さな模型のことで、ここでは商品見本としてつくられたものです。展示する建具雛型は、戦前から大阪市東区（現在の中央区）で建具店「江戸重」を営んでいた江戸重太郎氏が自らつくったものです。
雪見障子（ゆきみしょうじ）、猫間障子（ねこましょうじ）などは、障子の一部を開閉できるようにしたものですが、建具雛型も実際に開閉できるように精巧に作られています。
また、夏用建具雛形は、昨夏とはちょっと違ったデザインのものも展示しております。夏用建具雛型は、見ているだけで涼しさが感じられるかもしれません！ ぜひご覧ください。 （酒井一光）
建具雛型
昭和元年（1926） 本館蔵（江戸重徳氏寄贈）
※写真左から2番目が猫間障子、3番目が雪見障子
夏用建具雛型
昭和元年（1926） 本館蔵（江戸重徳氏寄贈）
| フロア / 7階 | コーナー / 美術工芸の諸相 |
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