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大塩平八郎の乱

(H25.11.4更新)

平成25年10月23日(水)~ 12月9日(月)予定

ミュージアムウィークス大阪2013詳細ページはコチラ

今年のミュージアムウィークス大阪2013は、「もっと!お宝大公開」というテーマです。大阪市立美術館で開催される特別展「再発見!大阪の至宝」展にあわせ、大阪市の博物館群各館が、個性あふれるお宝を公開します。

大阪歴史博物館では「出潮引汐奸賊聞集記(でしおひきしおかんぞくもんしゅうき)」を展示し、またそれに併せて大塩平八郎と、大塩平八郎の乱に関連する資料の展示を行います。

江戸時代の天保期は天災と飢饉が続き、米価や諸物価が高騰していました。大塩平八郎は困窮した民衆や幕府の無策を目の当たりにして蜂起しますが、事前に計画が漏れたこともあり、当初の目的を果たせないまま1日で鎮圧されます。しかし、大坂の町の5分の1が焼け、他所でも反乱を呼び起こすなど、大坂や幕府に対して大きな影響を与えました。

ここでは大塩平八郎が反乱に至る背景、その考えや行動を展示していますので、ぜひご覧ください。


出潮引汐奸賊聞集記


出潮引汐奸賊聞集記

大塩平八郎の乱の様子として教科書などでもおなじみの図ですが、これは大塩平八郎の与力時代から反乱、処刑に至るまでの資料を集めた冊子の一部です。大塩勢が「救民」の旗を掲げて進軍する様子だと言われています。

大塩平八郎肖像画


大塩平八郎肖像画

大塩平八郎の肖像画のうち最もよく知られているもので、原本は幕末の画家、菊池容斎の筆です。丸に揚羽蝶の紋の羽織を着、側には渾天儀という天体の運行を観察するための器具が置かれています。大塩平八郎は、法則と異なる現象から天の意を読み取るために、毎晩天体観測を行っていたといわれています。
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