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上方の浮世絵-大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)-
(H26.1.27更新)

大阪歴史博物館 特別展
「上方の浮世絵-大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)-」を開催します

平成26年4月19日(土)~6月1日(日)

大阪歴史博物館では、平成26年4月19日(土)から6月1日(日)まで6階特別展示室において特別展「上方の浮世絵-大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)-」を開催します。

浮世絵というと、一般的には江戸で活躍した葛飾北斎や歌川広重、東洲斎写楽などが描いた「江戸絵」が想起されますが、大坂や京都の上方では「上方絵」と称される浮世絵が描かれて人々に愛されていました。

上方絵は、18世紀の末に大坂や京都で生まれました。美人画はあまりなく、作品の多くが役者絵でした。役者を美化した江戸の作品とは異なり、写実的に描く特徴があるといわれています。また町のにぎわいや名所を描いた作品もあり、上方ならではの美意識が反映されています。

日本ではこれまであまり注目されてきませんでしたが、海外では上方絵のうち、特に大坂で出された浮世絵版画を「Osaka Prints」と呼び、独自性の高い芸術として評価されています。

近年、世界的規模での上方絵の調査研究が飛躍的に進みました。それらの成果をもとに、初公開作品15点を含めた国内所蔵品212件を展示し、約40年ぶりとなる上方絵の全体像を通覧できる展覧会を開催します。

特別展「上方の浮世絵-大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)-」
主  催 大阪歴史博物館、 NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿
協  賛 ニューカラー写真印刷株式会社
会  期 平成26年4月19日(土)~6月1日(日)
休 館 日 毎週火曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)
ただし、4月30日(水)は臨時開館
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
会  場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観 覧 料
特別展 前 売 券 常設展+特別展
《割引になります》
1,000円
(900円)
800円 1,500円
(1,440円)
高 大 生 700円
(630円)
560円 1,030円
(990円)

※( )内は20名以上の団体割引料金。

※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

※大阪市内在住の65歳以上の方は大人料金

※前売券は大阪歴史博物館で、3月1日(土)から4月18日(金)まで期間限定販売。

総出品件数 212件(期間中に展示替えを行います。)
展示構成

第1章 上方浮世絵の誕生と展開

第2章 歌舞伎華舞台

第3章 大坂・京都美人競べ

第4章 上方名所案内

第5章 浮世絵で遊ぶ

第6章 肉筆名品選