1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. ニュース
  4. 平成26年度 金曜歴史講座〈第1シーズン〉

平成26年度 金曜歴史講座

金曜歴史講座とは、(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所とともに行う普及啓発事業として、大阪の歴史や文化財の最新情報をお届けする連続講座です。

第1シーズン むかしの大阪をみらいの大阪へ伝える

第150回 記念講演!
6月27日(金)
永島 暉臣慎 元財団法人大阪市文化財協会調査部長 現NPO法人国際文化財研究センター理事長
壁画古墳からみた古代東アジアの文化交流
高松塚古墳とキトラ古墳は四神図墓といえます。さて、朱雀はどういう図像だったか、思い起こせますか。中国起源の四神図は秦漢の図像にみえ、その後長く受け継がれます。高句麗の壁画古墳では、後期に盛んに採用されました。
第151回 7月4日(金) 市川 創 大阪文化財研究所学芸員
豊臣期大坂城本丸を考古学から探る
特別史跡大坂城跡での発掘調査件数は多くありませんが、ボーリング調査などとも併せ、おぼろげながら地下のようすがつかめてきました。発掘調査の積み重ね、そして絵図との比較から、現在の大阪城の地下に眠る豊臣期大坂城に迫ります。
第152回 7月11日(金) 長山 雅一 前大阪文化財研究所所長 流通科学大学名誉教授
難波宮跡と山根徳太郎博士
今年は難波宮の発掘が始まって60年。大阪歴史博物館10階から、二上山を正面に、河内平野や生駒の山並みを背景に大極殿跡一帯が望まれる。発掘で確認し、護り続けた史跡公園のことは、日本のシュリーマン山根先生を措いて語れない。記念すべき年、先生の生き様、難波宮の研究と遺跡保存へ注がれた先生の思いを紹介し、次代に伝えたい。
第153回 7月18日(金) 岡村 勝行 大阪文化財研究所学芸員
東日本大震災と考古学 ~福島派遣一年の体験をもとに~
東日本大震災に関わり、岩手・宮城・福島の三県では、復興事業に伴う数多くの発掘調査が行われ、地域の歴史像を塗りかえる成果が挙っています。また、防災に活かそうと津波・地震痕跡研究も盛んです。彼の地の発掘調査の成果、現況、課題についてお話します。
※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

開催場所 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
時  間 午後6時30分~7時45分
定  員 250名
申込方法 当日先着順 ※午後6時より受付開始
参加資料代 各回 200円
問い合わせ (公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所「金曜歴史講座」係
電話:06-6943-6833
http://www.occpa.or.jp

大阪歴史博物館「金曜歴史講座」係
電話:06-6946-5728(代表) ※火曜日は休館です