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平成26年度 金曜歴史講座

金曜歴史講座は、(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所が行う普及啓発事業として、 大阪の歴史や文化財の最新情報をお届けする連続講座です。

※講師は全て大阪文化財研究所の職員です。

第2シーズン むかしの大阪をみらいの大阪へ伝える

第154回 9月5日(金) 田中 裕子 大阪文化財研究所学芸員
近世大坂城下町の鍛冶遺構
大坂城跡・大坂城下町跡を中心に、豊臣期から徳川期において、鍛冶炉や鞴の羽口・スラグといった、鉄鍛冶関連の遺構および数多くの遺物がみつかっています。近世の大坂城下町で行われた鉄鍛冶操業の様子とその変遷についてご紹介します。
第155回 9月12日(金) 高橋 工 大阪文化財研究所学芸員
難波宮発掘調査の最前線 ~最古の木簡・宮周辺部の構造・孝謙東南新宮続報~
最近の調査から重要な成果を抜粋して紹介します。前期難波宮に関しては、日本最古級木簡の出土を報告し、宮殿周辺部の構造と地形の関係について考えます。後期難波宮については、孝謙天皇の「東南新宮」ともみられる区画の調査続報をお伝えします。
第156回 9月19日(金) 絹川 一徳 大阪文化財研究所学芸員
阿波大田井産火打石と近世大坂
市内の発掘で近世遺跡から青緑色のきれいな石片が出土することがあります。これは火打石で、徳島県阿南市大田井産のチャートという石材です。江戸時代後半に大坂を中心に広く流通しました。阿波産の火打石がなぜ大坂で流通したのか、その理由を考えたいと思います。
第157回 9月26日(金) 京嶋 覚 大阪文化財研究所学芸員
古代丹比郡条里と古道 ―長原遺跡の古代水田が語るもの―
昨年度、平野区長原遺跡で条里の坪境とみられる奈良時代の大型畦畔が発掘されました。これまでの発掘成果を総合してみると、平安時代以降の条里とは異なる初期条里の存在が明らかになってきました。条里と古道との関係に注目して検討してみたいと思います。
※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

開催場所 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
時  間 午後6時30分~7時45分
定  員 250名
申込方法 当日先着順 ※午後6時より受付開始
参加資料代 各回 200円
問い合わせ (公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所「金曜歴史講座」係
電話:06-6943-6833
http://www.occpa.or.jp

大阪歴史博物館「金曜歴史講座」係
電話:06-6946-5728(代表) ※火曜日は休館です