1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 特集展示
  4. 第92回特集展示「なにわと朝鮮半島」

(H26.3.14更新)

第92回 特集展示

なにわと朝鮮半島

◆平成26年4月16日(水)~6月2日(月)◆

毎週火曜日休館
(祝日・振替休日の場合はその翌日。ただし、4月30日(水)は臨時開館)

会場 8階 特集展示室
時間 9:30~17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
観覧料 常設展示観覧料でご覧いただけます
主催 大阪歴史博物館

大阪歴史博物館では、平成26年4月16日(水)から6月2日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「なにわと朝鮮半島」を開催します。

ユーラシア大陸の東端に突き出た朝鮮半島は、日本列島から見て海を隔てたところにあります。古くから相互に交流があり、特になにわ(大坂)は、古代の対外交渉の窓口「難波津」として発達してきたとともに、江戸時代には朝鮮通信使が長い船旅の後、初めて上陸する場所でもありました。

展示では、なにわを舞台としたこの長い交流の歴史を、遺跡で発見された土器や青銅器、朝鮮通信使に関連して残された絵画や文献記録などをもとに紹介します。また、韓国の研究機関より提供頂いた参考資料写真や、現在の韓国の町の風景や遺跡の写真パネルも展示します。

展示をご覧いただき、さまざまな交流を知ることにより、あらためて隣国に親しみを感じていただけると思います。


期間中の関連行事

学芸員による展示解説
【日 時】 平成26年5月10日(土)、5月31日(土) 午後2時より30分程度
【解 説】 寺井誠(当館学芸員)
【会 場】 大阪歴史博物館 8階 特集展示室内
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【参加方法】 当日直接会場へお越し下さい

主な展示資料

展示資料数:約100点
陶質土器短頸壺(とうしつどきたんけいこ)
陶質土器短頸壺(とうしつどきたんけいこ)
大阪市平野区 加美遺跡 3世紀前半
大阪市教育委員会蔵、大阪文化財研究所保管
丸底の甑(まるぞこのこしき)
丸底の甑(まるぞこのこしき)
八尾市 八尾南遺跡 5世紀
八尾市立埋蔵文化財調査センタ-蔵
難波(なにわ)にもたらされた百済土器(くだらどき)の一群
難波(なにわ)にもたらされた百済土器(くだらどき)の一群
大阪市中央区 難波宮跡など 6~7世紀
大阪市教育委員会蔵、大阪文化財研究所保管
朝鮮通信使川御座船図(ちょうせんつうしんしかわござぶねず)
朝鮮通信使川御座船図(ちょうせんつうしんしかわござぶねず)
18世紀前半
大阪歴史博物館蔵(辛基秀コレクション)