1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. ニュース
  4. 後期難波宮でふたつの区画を発見-難波宮の発掘調査 最新ニュース写真展-

後期難波宮でふたつの区画を発見 メインタイトル
(H26.4.1更新)

難波宮の史跡指定地では、継続して発掘調査が続けられてきました。この数年は、史跡公園の東方で発掘調査を実施しています。60年前の1953年、住宅団地の建設工事中に大型の鴟尾(屋根の両端を飾る瓦)が発見され、翌年、記念すべき第一次発掘調査が行われた一帯です。過去の調査と近年の調査結果をつきあわせて検討した結果、奈良時代(8世紀)の後期難波宮の東部のことがしだいにわかってきました。

ここでは、近年の後期難波宮の新知見を紹介します。

主な写真パネル

土壇とその南側に散乱する瓦(東から)

土壇(どだん)
その南側に散乱する瓦(東から)

盛土によって、周囲より15 ㎝ほど高くなった土壇を発見しました。重圏文軒丸瓦などが出土したため、後期難波宮の遺構と考えられます。


見つかった道路側溝(東から)

見つかった道路側溝(東から)

土壇の南は溝によって画されています。溝は幅約80 ㎝、深さ80 ㎝で、整った逆台形に掘られており、雨水を排水するためのものです。


後期難波宮でふたつの区画を発見
-難波宮の発掘調査 最新ニュース写真展-
日  時 平成26年4月2日(水)~
会  場 大阪歴史博物館 1階 エントランス 交通のご案内
参 加 費 無料