特別展
「特別展」は、大阪歴史博物館が最も力を入れている企画の一つです。海外や国内にある数多くの優れた文化財や、地元「大阪」の歴史と文化などを大々的に紹介する予定です。
会場:6階 特別展示室
(特別展観覧券が必要です/ ★の特別展は大阪市内在住の65歳以上の方も有料です。
4月18日(土)~ 6月8日(月)
9月9日(水)~ 10月18日(日)
海峡を渡る布
-初公開 山本發次郎染織コレクション
ふたつのキセキ-
大阪新美術館建設準備室所蔵の更紗と絣のコレクションを初めて一堂に展観し、その全貌に迫ります。山本による蒐集の“軌跡”、そして蒐集品が戦渦を免れ伝来した“奇跡”、ふたつの“キセキ”にご注目ください。(中野)★
10月31日(土)~ 12月13日(日)
唐画(からえ)もん
-武禅(ぶぜん)に閬苑(ろうえん)若冲(じゃくちゅう)も-
江戸時代中頃の大坂には、個性的な作風で活躍した絵師がいました。幻想的な風景画も描いた墨江武禅、力強い水墨画や華麗な花鳥画を得意とした林閬苑を中心に、京都の伊藤若冲や曽我蕭白らも含めて、独創性豊かな絵画を紹介します。(岩佐)★
特別企画展
7月1日(水)~ 8月23日(日)
道頓堀四百年記念
初世中村鴈治郎(がんじろう)
-上方歌舞伎の巨星-
今年は、初世中村鴈治郎(1860~1935)の没後80年に当ります。明治初期から昭和初期に和事の名手として人気を博した鴈治郎の芸と人、活気に満ちた上方歌舞伎の様子、彼が活躍した道頓堀の雰囲気や大阪の世相などを振り返ります。(船越)
会場:6階 特別展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
特集展示
「特集展示」は、一、二ヶ月程度で入替えしていくミニ企画展です。常設展示だけではみなさんに伝えきれない沢山の館蔵品を通じて、考古・歴史・美術・民俗・芸能・建築などの様々な分野から大阪の魅力をお伝えします。
会場:8階 特集展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
4月1日(水)~ 6月1日(月)
修復品・新収品お披露目展
これまでに修復の終わった資料を展示するとともに、寄贈などによって近年新たに収集することができた資料についても紹介します。(木土)
6月3日(水)~ 8月3日(月)
中村順平と建築芸術教育
中村は、パリのエコール・デ・ボザールへ留学し、大正から昭和初期の日本で芸術面を重視した建築教育を行いました。本展では留学中の作品と、帰国後に指導した弟子たちの作品を紹介します。(酒井)
8月5日(水)~ 10月19日(月)
看板の世界 ―館蔵コレクションから―
館蔵品の中から近世・近代の看板を中心に展示し、まちを彩った看板の歴史とデザインを時代・世相とともに振り返ります。(伊藤廣)
10月21日(水)~ 12月27日(日)
新発見!なにわの考古学2015
平成26年度を中心に、大阪文化財研究所が大阪市内で行った発掘調査の最新の成果を、実物資料(考古遺物)と写真パネルで紹介します。(村元)
平成28年1月6日(水)~2月15日(月)
大坂出土の貿易陶磁
東アジアの陶磁器は、貿易品として近世大阪にもたらされました。大坂の人々の生活に入り込んだ、さまざまな国や地域の貿易陶磁をご覧いただきます。(松本)
平成28年 2月17日(水)~ 4月11日(月)
辛基秀(シンギス)コレクション
朝鮮通信使と李朝の絵画
大坂にもゆかりの深い朝鮮通信使。その研究に取り組んだ辛基秀氏のコレクションから優品を選んで展示します。(大澤・岩佐)
※上記予定は、変更する場合がありますので、あらかじめご了承願います。
大坂の陣400年 大坂
-考古学が語る近世都市-
平成27年(2015)は、都市・大坂にとって大きな節目となった大坂夏の陣(1615)から400年目に当たります。この年に合わせて、大阪市内での発掘成果を集大成し、近世都市・大坂の歴史と文化・生活・産業のありさまを紹介します。(豆谷)★