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唐画もん-武禅に閬苑、若冲も-
(H27.7.29更新)

大阪歴史博物館 特別展
からもん-武禅に閬苑、若冲も」を開催します

平成27年10月31日(土)~12月13日(日)

大阪歴史博物館では、平成27年10月31日(土)から12月13日(日)まで、6階特別展示室において、特別展「からもん-武禅に閬苑、若冲も」を開催します。

江戸時代中期の大坂や京都では、個性的な作風で人気を得た絵師が活躍しました。近年人気の高い伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)はよく知られていますが、同時代の大坂で活動した絵師はあまり知られているとはいえません。なかでも、墨江武禅(すみのえぶぜん)や林閬苑(はやしろうえん)は、当時の流行であった中国絵画を学んだ「唐画師」として独自の表現を追求し、大坂でも有数の絵師として人気がありました。

墨江武禅(1734~1806)は、大坂の浮世絵師月岡雪鼎(つきおかせってい)に学ぶ一方、中国絵画にも関心を寄せます。光を意識した作品や西洋絵画の写しなど、一風変わった作品を残しました。林閬苑(生没年不詳、1770~80年頃に活動)は、文人画の大成者として知られる池大雅(いけのたいが)の弟子福原五岳(ふくはらごがく)について絵を学びました。彼は華麗な花鳥画とともに、荒々しく奇怪な表現の水墨画も描いています。その生涯はよく分かっていない謎の絵師です。

本展覧会では、中国の絵画に憧れ、描いた人々を、親しみを込めて「唐画もん」と名付けました。なかでも優れた手腕をもって活躍した武禅と閬苑の二人に焦点を当てました。彼らの画業とともに、同時代の大坂や京都で活躍した個性派の絵師たちも紹介します。



特別展「からもん-武禅に閬苑、若冲も」
主  催 大阪歴史博物館、産経新聞社、関西テレビ放送
後  援 サンケイスポーツ、夕刊フジ、サンケイリビング新聞社、ラジオ大阪
協  賛 ニューカラー写真印刷株式会社
助  成 公益財団法人花王芸術・科学財団
会  期 平成27年10月31日(土)~12月13日(日)
ただし、一部の作品は、会期中に展示替えを行います。
前期:10月31日(土)~11月16日(月)
後期:11月18日(水)~12月13日(日)
休 館 日 毎週火曜日
※ただし、11月3日(火・祝)は開館、11月4日(水)は休館。
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(会期中の金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
会  場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観 覧 料
特別展 前売券 常設展+特別展
1,000円
(900円)
800円 1,500円
(1,440円)
高校生
大学生
800円
(720円)
600円 1,120円
(1,080円)

※( )内は20名以上の団体割引料金。

※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。

※前売券は大阪歴史博物館、ローソンチケット(Lコード54132)、チケットぴあ(Pコード:766-953)で、7月30日(木)から10月30日(金)まで期間限定販売。

展示資料数 約150件
展示構成 第1章 武禅の師友
第2章 墨江武禅
第3章 閬苑の師友
第4章 林閬苑
第5章 上方絵師百花繚乱
出品リスト PDF(PDF 約710KB)


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