大阪歴史博物館では、平成27年4月1日（水）から6月1日（月）まで、8階特集展示室において、特集展示「修復品・新収品お披露目展」を開催します。

博物館の所蔵する資料の中には、経年により表面が劣化したものや、汚れなどにより、必ずしも状態のよくないものが含まれています。そうした資料を修復し未来に伝えていくことは、博物館の重要な役割の一つです。

また、大阪の歴史を考える上で重要な資料群を新たに収集し、後世に残していくことも、当館の重要な役割と言えます。

今回の企画では、修復の完了した資料を陳列し、博物館のもつ「資料の修復・保存」という役割について紹介するとともに、近年、新たに館蔵品となった資料についても展示します。

期間中の関連行事

主な展示資料

展示資料数：約15件
【修復品】
	紙子羽織（かみこはおり）　 本館蔵（鴻池善右衞門氏寄贈）　江戸時代後期
	８mmフィルム「潮岬・勝浦・那智山（正・続）」 本館蔵（藤井聰一氏寄贈）　昭和初期
	厳正寺本堂立面構想図（ごんしょうじほんどうりつめんこうそうず） 本館蔵（吉原正氏寄贈）　昭和37年（1962）頃
【新収品】
	大塩平八郎関係資料（弓・弓詩・書状） 本館蔵（大塩明人氏寄贈）　安土・桃山～江戸時代
	曽根崎村文書 本館蔵（藤枝宏治氏寄贈）　江戸時代後期