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  4. 大坂夏の陣で焼けた隅櫓か?写真展

後期難波宮でふたつの区画を発見 メインタイトル
(H28.2.24更新)

特別史跡大坂城跡の本丸に位置する金蔵東側のエリアでは、2013年度から豊臣石垣公開プロジェクトに伴う発掘調査を行っています。今回の調査では、豊臣期大坂城の詰ノ丸南東部の石垣を再発掘するとともに、隅櫓があったと推定される範囲の地表面および、大坂夏の陣(1615年)で焼けた瓦や壁土が捨てられた窪みを確認しました。このことからここに夏の陣で焼けた建物があったことが推定され、具体的には詰ノ丸南東にあった隅櫓の可能性が高いと考えられます。

今回、この調査成果の速報として、大阪歴史博物館1階エントランスにて写真展を行います。この機会に是非ご覧ください。(寺井誠)

主な写真パネル

発掘調査風景(南東から)

発掘調査風景(南東から)

大坂夏の陣で焼けた瓦や壁土(西から)

大坂夏の陣で焼けた瓦や壁土(西から)


大坂夏の陣で焼けた隅櫓か?
-大阪市教育委員会・大阪市経済戦略局・大阪市博物館協会大阪文化財研究所による
大坂城跡調査成果 写真展-
日  時 平成28年2月24日(水)~ 5月23日(月)(予定)
会  場 大阪歴史博物館 1階 エントランス 交通のご案内
参 加 費 無料