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真田丸展 プレ講座
(H28.6.20更新)

いよいよ9月17 日(土)から当館において、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」がはじまります(11 月6日(日)まで)。「真田丸」はまさに大阪ゆかりの地。この展示では、真田信繁や真田丸にかかわる貴重な実物資料が多数公開されますが、とりわけ当館では真田丸に関する新発見・初公開の絵図や、信繁関連の古文書などが特別に展示されます。

本講座では、これら必見の資料をその公開に先立って特別に解説し、展示の魅力を広くみなさんに紹介します。
 ※講師は当館学芸員です。

講座の内容

第1回:7月22日(金) 講師:木土博成

謎に包まれた武将:真田信繁

和歌山県指定文化財 真田信繁書状 左京宛(部分) 画像■和歌山県指定文化財 真田信繁書状
左京宛(部分) 高野山 蓮華定院蔵

有名であるにもかかわらず、その実像がほとんど分かっていない信繁。それもそのはず、今に伝わる信繁書状は、たったの20 通余り。ここでは展示予定の5 通を中心に、書状を読み解くことで、その実像に迫ります。


第2回:7月29日(金) 講師:大澤研一

「夏の陣:信繁最後の戦い」

大坂夏の陣図屛風(部分) 画像"■大坂夏の陣図屛風(部分)
岐阜市歴史博物館蔵

真田丸の戦いで苦汁をなめさせられた徳川家康が信繁を懐柔しようとしたことを伝える本多政純の書状、そして有名な「真田日本一之兵」の言葉を含む夏の陣での信繁の奮戦ぶりを書きとどめた記録など、当時の一級史料から信繁の戦いぶりをリアルに描き出します。


第3回:8月5日(金) 講師:松尾信裕

「真田丸の縄張りと攻防」

大坂真田丸加賀衆挿ル様子(部分) 画像■大坂真田丸加賀衆挿ル様子(部分)
永青文庫蔵

大坂冬の陣の時に真田信繁が立て籠もった真田丸はどのような姿だったのか。これまで知られている多くの真田丸図や大坂冬の陣配陣図などのほか、新発見・初公開の真田丸図を使って、真田丸の縄張りを検討し、同時に真田丸の戦いの頃の大坂城を資料から考えます。


真田丸展 プレ講座
日  時 平成28年7月22日、29日、8月5日 いずれも金曜日
午後2時~3時30分(会場は午後1時30分から)
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 各回 200円
定  員 各回 250名(当日先着順)
受  付 直接会場にお越しください