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大相撲と日本刀
(H29.7.21更新)
資料展示

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江戸大相撲生写之図(えどおおずもうせいしゃのず)左隻

享和~文化年間(1801~1818) 相撲博物館蔵 【展示期間:7月8日~7月31日】

えどおおずもうせいしゃのず

横綱谷風梶之助(たにかぜかじのすけ)など天明8年(1788)頃の強豪力士たちが描かれています。二本差し(帯刀)の力士と脇差のみの力士を描き分け、また、隻眼(せきがん)の力士として知られる柏戸勘太夫(かしわどかんだゆう)の顔もその通りに描くなど、当時の力士たちの姿を忠実に描いたものと言われています。

横綱白鵬翔 土俵入り太刀

銘(表)夢運心 横綱白鵬翔関守護
 (裏)大和国住 月山貞利謹作(花押)
 (棟)平成二寿五年六月吉祥日

金梨子地塗三つ葵紋蒔絵太刀拵(きんなしじちぬりみつあおいもんまきえたちごしらえ)

個人蔵  長さ75.6㎝ 反り1.6㎝ 【展示期間:8月2日~8月28日】

横綱白鵬翔 土俵入り太刀
きんなしじちぬりみつあおいもんまきえたちごしらえ

白鵬関夫人の出身地である徳島県の後援会の依頼を受け、奈良県の無形文化財保持者・月山貞利(がっさんさだとし)刀匠が製作した太刀です。月山派の独特な地肌である「綾杉肌(あやすぎはだ)」に上品な直刃(すぐは)を焼き上げた作で、鍛肌(きたえはだ)と刃文が交ざりあい、微妙な景色となっています。

大阪大相撲之図

明治25年(1892) 本館蔵

大阪大相撲之図

大阪相撲による相撲興行の様子を描いた数少ない錦絵です。観客席の上部には「うつぼ」(靱)、「堂嶋浜」、「ざこば」(雑喉場)といった地名の入った幟(のぼり)が描かれています。「市場」(いちば)という幟があるように、これらの地域は、いずれも干鰯(ほしか)市場、米市場、魚市場など巨大市場が存在していた場所です。これら市場と大阪相撲との密接な関係を示唆する錦絵といえましょう。

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