1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 常設展示
  4. 展示更新情報
  5. 難波津想定地出土の古代の土器

難波津想定地出土の古代の土器

(H29.9.13更新)

平成29年9月13日(水)~12月4日(月)(予定)

難波津(なにわづ)は古墳時代から奈良時代にかけて日本でも最も重要な港として『日本書紀』などに登場します。ところがその場所をめぐっては様々な説があり、現在でも解決できていません。大川から東横掘川が分岐する場所にあたる高麗橋(こうらいばし)周辺は、難波津の有力な候補地の1つですが、そのすぐ東側で行われた発掘調査で、飛鳥時代と奈良時代後半の土器がまとまって見つかる東西方向の溝が見つかりました。難波津を考える手がかりとしてこの溝の調査成果を紹介します。

(村元健一)


奈良時代後半の溝(南西から)

奈良時代後半の溝(南西から)

溝は東西方向で、幅は6.3m、深さ0.4mです。この溝は飛鳥時代の東西溝と重なってつくられています。これらの溝からは土器、瓦がまとまって見つかりました。
フロア / 10階 コーナー / 特設展示コーナー
10階フロアマップ