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なにわ歴博講座 平成30年
(H30.9.12更新)

第2期「大阪の中世・近世・近代」

それぞれの分野の研究テーマについて、当館学芸員による最新の研究成果を報告します。

主  催 大阪歴史博物館
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 各回200円
※「キャンパスメンバーズ」会員校の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。
定  員 各回250名(先着順)
受  付 18時から開始 ※当日直接会場へお越しください
お問合せ 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662

日程・内容

平成30年 10月26日(金)
18:30~19:45
大阪の中世集落
松尾 信裕
全国で大名たちが覇権を争っていた中世、大阪府下には町や村落が 数多く存在していました。門前町・寺内町・港町などの集落のほか、 農業を主体とする村落がありました。それらの集落は今でも現代都 市の中にその姿をとどめています。今回はそれらの集落の姿を紹介 し、中世の集落構造を復元し、近世都市との違いを考えます。
平成30年 11月2日(金)
18:30~19:45
朝鮮通信使を驚かせた大坂の川御座船-その豪華さと迎接体制-
大澤 研一

江戸時代に日本を訪れた朝鮮通信使は大坂と京都の淀のあ いだを日本側が提供した川御座船で往復しました。その船 の豪華さは通信使を驚かせたことが彼らの日記に記されて います。日本側が力を入れて用意した川御座船の航行には 大坂の人びとも見物につめかけました。この川御座船につ いて新たな史料に触れながら紹介します。

平成30年 11月9日(金)
18:30~19:45
近世大坂の瓦生産と流通をめぐって
豆谷 浩之
江戸時代の大坂は瓦生産の拠点でした。そして、幕府御用をつとめ、特権町人 「三町人」の一人であった寺島家が生産と流通を一手に取り仕切っていまし た。しかし、寺島家による独占は、時代の移り変わりにつれて変化していきま す。今回は、その過程と特長を、時代に従ってお話します。
平成30年 11月16日(金)
18:30~19:45
小河おがわ滋次郎しげじろう愛染園あいぜんえん
飯田 直樹
方面委員制度(大正7 年創設)の立案者である小河滋次郎が救済事業指導監督 として大阪府嘱託に就いたのは大正2 年(1913)です。しかし小河は、明治44 年(1911)頃から大阪の社会事業に関わっていました。この講座では、小河と小 河が理事をつとめた石井記念愛染園(同6 年創設)を、大阪社会事業史のなか に位置づけ直したいと思います。

※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※講師は当館の学芸員です。