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大阪新歌舞伎座の建築

(H30.4.20更新)

平成30年4月18日(水)~ 7月23日(月)予定

大阪新歌舞伎座は、日本を代表する建築家のひとりで、大阪に事務所を構えていた村野・森建築事務所の村野藤吾(1891- 1984)により設計され、難波の地に昭和33年(1958)竣工しました。歌舞伎をはじめ、さまざまな芸能文化の発信地としても常に注目を集めてきましたが、平成22年(2010)上本町に新築移転しました。

 大阪新歌舞伎座の建築の特徴は、御堂筋に面してからを連続させた意匠にあります。桃山風の華麗な雰囲気をたたえながら、過去の日本の伝統建築にはなかった、まったく新しい建築を生みだした点が当時から高く評価されました。外観ばかりでなく、細部にわたるまで入念な設計が施されています。

 ここでは建築部材の展示を通して、大阪新歌舞伎座の特徴と村野藤吾の細部意匠にかけた思いを紹介します。 なお、平成30年4月から7月にかけて「村野藤吾建築ネットワーク 建築ガイドツアー&講演会・展覧会 2018年」 として、全国で村野藤吾の建築に関する各種の催しが行われています。

(酒井一光)

大阪新歌舞伎座 唐破風装飾

本館蔵(株式会社ベルコ寄贈)
大阪新歌舞伎座 唐破風装飾

 

大阪新歌舞伎座 手摺てすり、階段手摺、把手とって

本館蔵(株式会社ベルコ寄贈)
上段:手摺/下段:(左)階段手摺(中央、右)把手

上段:手摺てすり
下段:(左)階段手摺、(中央、右)把手とって


フロア / 7階 コーナー / 近代都市の建設
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