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特別展「ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」プレ講座
(2019.6.8更新)

大阪歴史博物館では、令和元年7月27日(土)より、特別展「~国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く~ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」を開催します。展覧会に先立ち、ネコの歴史や人間とのかかわりを紹介する講座を開催します。

特別展「~国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く~
ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」学芸員によるプレ講座

日時・内容

① 令和元年6月29日(土)
村元健一(当館学芸員) 「古代中国のネコとヒト」

② 令和元年7月6日(土)
大澤研一(当館学芸員)
「都市のなかのネコ~近世の京都・大坂を中心に~」

③ 令和元年 7月13日(土)
安岡早穂(当館学芸員) 「姿を写し取る~ネコの土人形~」

※各回とも、午後1時30分~2時30分(受付は1時~)

会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
定  員 250名(当日先着順・直接会場にお越し下さい)
参 加 費 各回 200円
※キャンパスメンバーズ会員校の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。
問合せ

大阪歴史博物館 〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1番32号
TEL : 06-6946-5728 / FAX : 06-6946-2662

第1回 「古代中国のネコとヒト」

もともと日本にはネコはおらず、朝鮮半島や大陸からやってきたと考えられます。中国でもネコに関する記録はあまり多くはありません。今回の講座ではいくつかのエピソードを軸に中国でのネコとヒトとの歴史を見ていきます。

 

『三才図会』の猫

『三才図会』の猫

第2回 「都市のなかのネコ~近世の京都・大坂を中心に~」

人口の多い都市ではネズミ対策のため重宝される一方、人々に可愛がられる身近な存在でした。16世紀末から19世紀にかけて、京都・大坂に暮らしたネコの様子を公家の日記やさまざまなエピソードから紹介します。

天正19年(1591)猫を盗み取ることを禁じた京都町奉行の命令書写し(個人蔵)


天正19年(1591)
猫を盗み取ることを禁じた京都町奉行の命令書写し
(個人蔵)

第3回 「姿を写し取る~ネコの土人形~」

江戸時代には、町の人々の手に入るネコグッズとして土人形がありました。大阪市内の蔵屋敷跡などから出土し、大阪近隣で製作されたとみられるこれらの資料から、当時の人々がとらえたネコの姿を考えてみます。

大阪市内出土のネコ型土人形


大阪市内出土のネコ型土人形
(大阪市文化財協会保管、大阪市教育委員会蔵)


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