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NHK大河ドラマ特別展「麒麟がくる」
(2020.1.10更新)
展示資料

明智光秀画像

大阪府・本徳寺蔵

明智光秀画像

明智光秀を描いた肖像画です。頭に烏帽子を着した姿で、理知的な表情が印象的です。慶長18年(1613)6月6日の賛があり、天正10年(1582)6月、「本能寺の変」ののち、羽柴秀吉との戦いに敗れて亡くなってから30年の節目に描かれたものと考えられます。光秀の容貌を伝える作品は極めて少なく、たいへん貴重な資料といえます。
※本作品の展示期間は 4月25日~5月1日 です。


縹地桔梗紋裃はなだじききょうもんかみしも

永青文庫蔵

縹地桔梗紋裃

明智家の家紋である桔梗紋を染め抜いた裃(かみしも)で、光秀の所用と伝えられています。光秀の娘・玉(ガラシャ)が嫁いだ細川家に伝来した作品です。
※本作品の展示期間は 4月25日~5月18日 です。


紅糸威腹巻べにいとおどしはらまき

永青文庫蔵 熊本県指定文化財

紅糸威腹巻

紅色の糸を用いた鎧で、光秀の盟友であった細川藤孝(ふじたか)の所用と伝わるものです。光秀と藤孝は、ともに室町幕府に仕えていたころから親交があり、のちに織田信長の配下となってからも、その関係が続きました。しかし、光秀が主君・信長を討った「本能寺の変」では、藤孝は光秀と袂を分かつことになりました。
※本作品の展示期間は 5月20日~6月1日 です。


細川ガラシャ消息しょうそく

永青文庫蔵 国指定重要文化財

細川ガラシャ消息

光秀の娘で、細川忠興(ただおき)の正室となった玉子(ガラシャ)が、かつて侍女として自分に仕えていた女性に書き送った手紙です。この時代の女性の手紙の特長である、かな文字中心の「散し書き」で書かれています。
※本作品の展示期間は 5月20日~6月14日 です。


織田信長自筆感状 与一郎宛 天正5年(1577)10月2日

永青文庫蔵 国指定重要文化財

織田信長自筆感状 与一郎宛 天正5年(1577)10月2日

織田信長が、「与一郎(細川忠興)」の武功をたたえて与えた手紙です。信長側近の堀秀政(ほりひでまさ)の添え状の記述から、信長の自筆であることが裏付けられています。確実な信長自筆の書は数少なく、短いながらも大胆で豪快さを感じさせる作品です。
※本作品の展示期間は 5月20日~6月14日です。


本能寺跡出土「能」字文軒丸瓦

京都市蔵

本能寺跡出土「能」字文軒丸瓦

信長が光秀に討たれて最期を遂げた、本能寺跡から出土した瓦です。中央に「本能寺」の「能」の異体字が配されています。当時の本能寺は、現在地(京都市中京区・寺町御池)ではなく、西南西1kmあまりの位置にありました。発掘調査が行われ、「本能寺の変」当時のようすが明らかになってきています。
※本作品の展示期間は 4月25日~6月14日(通期) です。

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