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天神祭の船渡御ふなとぎょ

(2020.6.23更新)

2020年6月24日(水)~8月3日(月)(予定)


 毎年7月24日・25日の天神祭は、大阪の夏祭りのクライマックスともいわれる大きな都市祭礼です。夕刻から大川でおこなわれる船渡御は祭りの大きな特色となっており、現代では電飾きらびやかな船列や花火で知られています。

江戸時代には旧暦6月におこなわれ、神輿みこし難波橋なにわばしから乗船し、下流の御旅所おたびしょへ渡御しました。この展示では、天神祭の船渡御を描いた二つの屏風と摺り物で江戸時代の祭りの姿をご紹介します。

 災厄を祓う夏祭り、今年の陸渡御・船渡御も中止となってしまいましたが、描かれた天神祭で、江戸時代の祭礼の様子をご堪能ください。

(澤井浩一)

天神祭礼図(部分)

(本館蔵)
天神祭礼図(部分)

 「天神祭礼図」(本館蔵)は、篝火や提灯に照らされながら、催太鼓や二つの神輿、御迎人形などを乗せた船が川を行く厳粛な雰囲気を描き出しています。


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