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絵を見てGo To トラベル-江戸時代の風景画-

(2020.8.12更新)

2020年8月12日(水)~ 11月2日(月)(予定)

本展示では、大坂にゆかりのある江戸時代の画家の描いた各地の風景図をご紹介します。

江戸時代の書画家は、住まいの近所の風景を描くことはもとより、機会を得ては見知らぬ地へ出かけて、その風景を描きました。簡略な筆致ながらも港の賑わいが感じられる趙陶斎の泉州真景図、富士山や浅間山などの名山を描いた作品(「富士河眺望図 藪長水筆」「浅間山真景図 鶴亭筆」)、江戸時代には行くことが難しかった蝦夷地を描いた作品(「毛夷武餘嶋図 島田元旦筆」)、さらには中国文化を好む日本人のあこがれの地であった中国の西湖を、中国から取り寄せた西湖の水を用いて描いた作品(「西湖図 呉春筆」)を展示します。

旅行に行きづらい昨今ですが、先人が残した各地の風景画により、「目で見る旅行」を楽しまれてはいかがでしょうか。

(岩佐伸一)

9F展示風景

9F展示風景

フロア / 9階 コーナー /町人の文化
9階フロアマップ