1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 特別展
  4. 特別展「埋忠 桃山刀剣界の雄」日時指定券の導入、および観覧料の改定について


特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」
日時指定券の導入、および観覧料の改定について

(2020.9.4更新)

大阪歴史博物館では、令和2年10月31日(土)から12月14日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」を開催します。

埋忠うめただとは、桃山時代から江戸時代にかけて活躍した一門の名前です。中でも、刀剣、刀身彫刻、つばに長じた埋忠明寿みょうじゅの作品は刀剣界で高く評価されてきました。

しかし埋忠一門は刀剣や鐔の制作だけにとどまらず、古い名刀の仕立て直しや金象嵌銘きんぞうがんめい嵌入かんにゅう作業、あるいは金具(はばき)の制作や名刀の記録作業など、名刀をめぐる幅広い彫金加工にも従事していました。これらの作業は明寿を含む埋忠工房全体で行われていたと考えられます。

今回の展覧会では、従来から高く評価されている埋忠一門の刀剣・刀装具を紹介すると同時に、埋忠一門が手がけた、仕立て直しや金具制作、名刀の記録といった「それ以外」の活動に着目し、当時の時代背景からその実像を探るものです。桃山時代の京都で新しくみずみずしい造形を刀剣・刀装具にもたらした、埋忠一門の多彩な活動をふりかえることで、それらが現在に残した影響の大きさを改めて評価します。

本展については、昨年末にプレスリリースを行ったところですが、その後、新型コロナウイルス感染症の拡大により、3密の回避など博物館においても観覧方法の根本的な見直しが求められるようになりました。ご来館のみなさまの安全安心を最優先に考え、ご観覧については、同時入場者の上限を設けた日時指定とすることにいたしました。それにともない、観覧料の改定をさせていただくこととなりました。ご観覧予定のみなさま、ならびに関係各位には、何卒ご理解をたまわりますようお願い申し上げます。

詳しくはこちらをご覧ください