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難波の地下で発見された浜辺のムラとその遺物
~船出遺跡発掘調査成果~

(2021.3.29更新)

2021年4月14日(水)~6月21日(月)

2019年10月から翌年2月にかけて、大阪の繁華街、なんばパークスの南側で船出遺跡(浪速区)の発掘調査が行われました。その結果、砂浜の海岸沿いにあった古墳時代中期(5世紀)のムラの跡が見つかりました。出土遺物には地元で一般的に使っていた土師器・須恵器に加え、朝鮮半島から運ばれてきた、もしくは強く影響を受けた土器もあります。浜辺という海上交通に便利な場所であるゆえに、朝鮮半島から来た人もここに滞在していたことを感じさせます。

このコーナーでは遺跡で出土した遺物を展示するとともに、発掘現場の写真を掲示いたします。博物館1階で開催中の船出遺跡の写真展とともに、この機会にぜひご覧ください。

(寺井)

土師器高杯
古墳時代中期(5世紀)
土師器高杯
鳥足文タタキが施された土器の破片
古墳時代中期(5世紀)
鳥足文タタキが施された土器の破片
鳥足文タタキは、朝鮮半島では南西部の百済・馬韓でよくみられる特徴です。
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