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三好みよし長慶ながよしと戦国の「おおさか」

(2022.4.12更新)

2022年3月16日(水)~5月16日(月)

2022年は戦国時代、摂河泉せっかせんを拠点に覇を唱え、織田信長に先駆けた「天下人」とも称される武将・三好みよし長慶ながよしの生誕〔大永2年(1522)〕から500年の節目にあたります。それを記念して、三好長慶や康長にまつわる文献史料や、三好氏に関わる城郭から出土した考古資料などを展示します。

(岡本・谷口)

三好範長(長慶)書状
天文10年(1541)7月28日
本館蔵
三好範長(長慶)書状
当時20歳の三好範長のりなが(のちの長慶)が榎並えなみ(現在の城東区)の有力者鈴江十左衛門尉に「御合力」=軍事協力の礼として、中庄にある山口将監の支配地を代わりに知行することを認めています。若き長慶は晴元の下で、その実力を磨いていました。
榎並城跡伝承地で出土した土器と陶磁器
戦国時代
大阪市教育委員会蔵
 
榎並城跡伝承地で出土した土器と陶磁器
榎並城は長慶と敵対した三好政長・正勝父子が拠点とした城です。野江水神社(城東区)には、政長が榎並城築城に際して水難除けの水神社を勧請して祀ったという伝承があります。付近の発掘調査地では戦国時代の遺物が出土しており、まさにこの場所が榎並城にあたるのかもしれません。
9階展示風景
9階展示風景
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