特別展
「特別展」は、大阪歴史博物館が最も力を入れている企画の一つです。海外や国内にある数多くの優れた文化財や、地元「大阪」の歴史と文化などを紹介します。
会場:6階 特別展示室
(特別展観覧券が必要です)
4月23日(土)~ 6月5日(日)
特別企画展
「特別企画展」は、特集展示室のスペースでは紹介することができない作品・資料群を、6階特別展示室で展観するものです。
会場:6階 特別展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
7月16日(土)~ 9月4日(日)
和菓子、いとおかし
―大阪と菓子のこれまでと今―
虎屋伊織
『浪華勝概帖』 高麗橋筋より 本館蔵
大阪の和菓子文化は、その都市文化の発展とともにさまざまな展開を見せます。口にした人々を笑顔にする和菓子の成り立ちや作り方、美しさがわかる資料を紹介し、その魅力を見つめなおします。(俵)
10月15日(土)~ 12月4日(日)
刀剣
~古代の武といのり~
松江市御崎山(みさきやま)古墳出土の
獅噛(しがみ)環頭大刀柄頭(かんとうたちつかがしら)
島根県教育委員会蔵
古墳時代の刀剣は戦いに用いる武器であり、また権威や身分などを象徴する品物でした。日本各地から出土した刀剣類を通じて、その魅力とバリエーション、当時の社会のあり方に迫ります。(寺井)
令和5年 1月21日(土)~ 3月21日(火・祝)
―橋本コレクション受贈記念―
文明開化のやきもの 印版手
文明開化乗物図大皿
本館蔵(橋本忠之氏寄贈)
橋本忠之氏は、“文明開化のやきもの”として愛好家の多い印版手を30年以上にわたり体系的・網羅的に収集した、国内屈指のコレクターです。本展は橋本氏から寄贈を受けた1,129点のコレクションから、厳選した作品を展示します。(中野)
特集展示
「特集展示」は、1、2か月程度で入替えしていくミニ企画展です。常設展示だけではみなさんに伝えきれない沢山の館蔵品を通じて、考古・歴史・美術・民俗・芸能・建築などの様々な分野から大阪の魅力をお伝えします。
会場:8階 特集展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
2月23日(水・祝)~ 4月18日(月)
新収品お披露目展
皆様からのご寄贈により近年新たに館蔵品となった作品・資料のうち、未公開のものを中心にお披露目します。(俵)
4月20日(水)~ 6月27日(月)
タイルとおおさか
―日本における「タイル」名称統一100周年―
タイルへの名称統一から100周年を記念して、さまざまな種類のタイルを展示します。(阿部)
6月29日(水)~ 9月5日(月)
戦争と福祉・ボランティア
-田中半治郎の遺品から-
人が福祉やボランティアに関わるきっかけとは何か。戦争体験がそうしたきっかけの一つとなることを示します。(飯田)
9月7日(水)~ 11月14日 (月)
新発見!
なにわの考古学2022
令和2年度~3年度に行われた大阪市内における発掘調査の最新成果を、遺物と写真パネルで紹介します。(岡本)
令和5年 11月16日(水)~
1月23日(月)
大阪近郊の農業
―農具とわざの諸相―
都市大阪の周辺地域で営まれたさまざまな農業について、農具や写真などの関連資料を展示し、そのあり方を考えます。(俵)
令和5年 1月25日(水)~ 3月21日(火・祝)
銀行重役のコレクション
-京・大坂の近世絵画を中心に-
大阪の山口財閥の主要な企業であった山口銀行の重役を務めた西田家に伝来した京都・大坂の幕末から近代に描かれた絵画を紹介します。
(岩佐)
令和5年
3月23日(木)~ 5月15日(月)
新収品お披露目展
-令和元年度から3年度まで-
皆様からのご寄贈により近年新たに館蔵品となった作品・資料のうち、未公開のものを中心にお披露目します。(阿部)
※上記予定は、変更する場合がありますので、あらかじめご了承願います。
~浮世絵師たちが描く~
絶景!滑稽!なにわ百景!
『滑稽浪花名所』より「桜ノ宮」
歌川芳梅 安政後期(1857~60)
本館蔵
江戸時代には、版画、版本、絵画と、様々な媒体で名所が描かれ、大坂もその舞台のひとつでした。葛飾北斎や歌川広重は大坂の活況を描き、精密な名所絵を背景にした珍騒動を描く「滑稽」シリーズも人気を博しました。本展では、それらの名所絵から、江戸時代の大坂の人びとが、日々何を眺め、何に笑い、大坂の町を歩いたのかを読み解きます。(島﨑)