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彼岸に「死」を想う ~大念仏寺蔵「九相詩くそうし絵巻えまき」~

(2022.9.23更新)

2022年9月21日(水)~10月17日(月)

──いかに権勢を極めようと、絶世の美貌を備えようと、死して骸と化せば無意味となる──

仏道修行に、人の身体の不浄さを観想かんそう(ある特定の事柄に心を集中して、迷いを除こうとする行為)し、欲望を絶って悟りに近づく「不浄観」というものがあります。

その手法の一つ「九相(想)観」は、人の屍が土に還る様子を九つの段階に分けて観想することで、現世への執着を絶つものです。そして、九相を描いた「九相図」、それに漢詩・和歌を添えた「九相詩絵巻」が中世に成立し、近世には版本として人々に広まります。

今回は、大念仏寺蔵「九相詩絵巻」を展示します。中世末期の絵画資料としても価値の高い本品を通して、現代まで通じるテーマを考えます。

(谷口)

展示風景
「彼岸に「死」を想う」展示風景
※会期中、展示資料の巻き替えがあります。
前期(9月21日~10月3日):第五段~第九段を展示
後期(10月5日~10月17日):第一段~第四段を展示
フロア / 9階 コーナー / まちの生活
9階フロアマップ