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平成16年度のニュース

(H27.3.31更新)

なにわ歴博講座

博物館がおもしろいのは展示だけではありません。当館の学芸員が、大阪の歴史や文化を隅から隅まで語ります。


第1期「豊臣期から徳川期にかけての大坂の町のようす」

  • 平成16年 5月21日(金)遺跡から考える大坂の城と町 森 毅
  • 平成16年 5月28日(金)近世大坂の都市空間の成立 豆谷 浩之
  • 平成16年 6月 4日(金)17世紀前半の大坂の町 八木 滋

第2期「特集展示との連動企画&大阪町人文化」

  • 平成17年 1月14日(金)古曾部焼の様式と技術の系譜をさぐる 佐藤 隆
  • 平成17年 2月 4日(金)初世中村鴈治郎とその周辺 澤井 浩一
  • 平成17年 3月11日(金)大阪相撲の歴史 飯田 直樹
  • 平成17年 3月25日(金)大阪町人と「つくりもの」 相蘇 一弘

金曜歴史講座

大阪歴史博物館は古代の宮殿遺跡「難波宮」の上に建てられていることから、考古学にも力を入れています。 本講座では(財)大阪市文化財協会の学芸員が中心となって、考古学をめぐるさまざまな話題を解説しました。


シリーズ1「大阪発掘最前線2003」

  • 平成16年 7月 9日(金)発掘調査が語る7世紀の難波宮と難波京 積山 洋
  • 平成16年 7月16日(金)対外交渉の窓口、難波を探る 寺井 誠
  • 平成16年7月23日(金)ここまでわかった長原ムラ!-弥生・古墳時代のくらし、まつり、わざ- 辻 美紀
  • 平成16年 7月30日(金)江戸時代の土製玩具-広島藩蔵屋敷跡の出土品から- 川村 紀子

シリーズ2「考古学からみた物づくり」

  • 平成16年 9月 3日(金)弥生~古墳時代の龍とその文化 田中 清美
  • 平成16年 9月17日(金)弥生時代の大工道具をめぐって-鉄製品の生産と普及- 平田 洋司
  • 平成16年 9月24日(金)日韓古代甲冑製作地論争 高橋 工
  • 平成16年10月 1日(金)船場・道修町、その土地の成りたちに迫る 趙 哲済

シリーズ3「考古学からみた物と人の動き」

  • 平成16年11月 5日(金)二上山(ふたがみやま)とサヌカイト 絹川 一徳
  • 平成16年11月12日(金)土師皿が多量に出土した遺構 -中・近世の民心を読む- 藤田 幸夫
  • 平成16年11月19日(金)銅吹所の鋳造技術-途絶えた技を復元する- 伊藤 幸司
  • 平成16年11月26日(金)近世どろ人形づくし 平井 和
  • 平成16年12月 3日(金)英国先史遺跡への誘い 岡村 勝行

考古学入門

聞いているだけではつまらない、何でもやってみましょう、という方に考古学の実習体験をおこなっています。 講師には、(財)大阪市文化財協会と当館の学芸員があたります。


考古学の基礎・遺跡を訪ねて景観から学ぶ-豊臣秀吉の城下町を歩く-(全5回)

  • 平成17年 1月29日(土)三ノ丸を歩く-大阪歴史博物館から森ノ宮へ-
    [コースの概要]難波宮史跡公園・越中井戸/上町台地東斜面/森ノ宮ピロティーホール(距離 約3km)
  • 平成17年 2月5日(土)豊臣前期の城下町を歩く (1)-北浜から大阪城へ-
    [コースの概要]高麗橋・伏見町・道修町・平野町の町割/船場地区の展示施設/東横堀川/島町の町割/大阪府労働センターシステム中央館(距離 約3km)
  • 平成17年 2月12日(土)豊臣前期の城下町を歩く (2)-谷町九丁目から天王寺へ-
    [コースの概要]高津神社/生国魂神社/南北平野町の町割/生玉寺町/口縄坂と愛染坂/勝鬘院/茶臼山古墳(距離 約4km)
  • 平成17年 2月19日(土)惣構を歩く-玉造から谷町四丁目へ-
    [コースの概要]惣構堀跡/空堀商店街・谷六界隈/瓦土取場跡/瓦窯跡/背割下水(距離 約4km)
  • 平成17年 2月26日(土)天満城下町を歩く-扇町から天満橋へ-
    [コースの概要]天満寺町/天満堀川跡/天神橋筋商店街/大阪天満宮/天満の町割/青物市場跡など(距離、約4km)

わくわく子ども教室 

歴史や博物館が大好きな小中学生の皆さんのための、歴史の体験教室です。


昔の暮らしと遊びを体験してみよう(全6回)

  • 平成16年10月23日(土)、12月18日(土)、2月12日(土)、3月 5日(土)
    昔の暮らし体験 俵編み、綿くりなど
  • 平成16年11月13日(土)、1月15日(土)
    昔の遊び体験 身近にある材料を使ったオモチャづくり

考古学を体験してみよう(全7回)

  • 平成16年10月29日(金) (1) 博物館を探検してみよう
  • 平成16年11月 5日(金) (2) ミニ土偶(どぐう)を作ってみよう
  • 平成16年12月 5日(日) (3) 石器を作ってみよう
  • 平成17年 1月下旬    (4) 難波宮(なにわのみや)の発掘を体験しよう
  • 平成17年 2月11日(金) (5) 勾玉(まがたま)を作ってみよう
  • 平成17年 2月19日(土) (6) 古代のアクセサリーを作ってみよう
  • 平成17年 3月19日(土) (7) 体験したことをまとめて報告してみよう

その他

シンポジウム「難波宮」「大坂城」―上町台地に築かれた二大遺跡の最新発掘情報―

  • 主催:大阪歴史博物館、(財)大阪市文化財協会、(財)大阪府文化財センター
  • 後援:大阪府教育委員会、文化庁、NHK大阪放送局、朝日新聞社
  • 昭和29年(1954)、山根徳太郎博士により難波宮の発掘調査が始まって今年で50周年です。難波宮と大坂城の最新の研究成果の発表と、大阪府警本部敷地からの出土品を始めとする近年の主な出土品を展示。
  • 平成16年 6月12日(土)「難波宮」―宮城北辺をさぐる―
    【パネリスト(敬称略)】
    「難波宮発掘50年の成果と課題-前期難波宮をめぐって-」中尾 芳治
    「難波宮跡北西部の発掘調査-新発見の重要考古資料-」江浦 洋
    「難波宮北辺の検討」古市 晃
    「上町台地の王宮と難波長柄豊碕宮」水野 正好
    【司会】 積山 洋
    展示「難波宮」 絵馬・木簡・土器・漆壷など
  • 平成16年 6月20日(土)「大坂城」―秀吉の大坂城縄張りをさぐる―
    【パネリスト(敬称略)】
    「秀吉の大坂城-知られざる堀と防御施設-」島内 洋二
    「秀吉の城と城下町」松尾 信裕
    「豊臣期大坂城の構造について」中村 博司
    「大坂時代と秀吉」脇田 修
    【司会】森 毅
    展示「大坂城」 金箔瓦・陶磁器・飾り瓦(家紋瓦など)など

古文書講座「古文書からみた大坂の町《入門編》」(八木 滋 学芸員)

  • 江戸時代の大坂の町にのこった古文書を素材に、くずし字の解読や古文書の読解方法を解説。(全4回)
  • 平成16年7月10日(土)、7月17日(土)、7月24日(土)、7月31日(土)
  • くずし字を読む、候文(そうろうぶん)を読む、古文書から見える大坂の「町」 など

夏休み体験学習講座「藍で染める 絞り染め」(中野 朋子 学芸員)

  • 天然藍染工房・嬉染居の谷尾允康氏を講師にお迎えして、学芸員の話もまじえながら、ハンカチの絞り染めに挑戦しました。
  • 平成16年8月21日(土)、8月28日(土)
    [お話]河内木綿の栽培と藍染めの歴史
    [藍染め体験]ハンカチを染める(簡易な技法による絞りから染色まで)
    [完成作品の発表とまとめ]

建築鑑賞講座「煉瓦(れんが)と建築」(酒井 一光 学芸員)

  • 近代建築を中心とした歴史的建造物の見方を学ぶ講座です。(全3回)
  • 平成16年 9月 4日(土)第1回「煉瓦建築入門」
  • 平成16年 9月18日(土)第2回「煉瓦のディテール」
  • 平成16年 9月25日(土)第3回「煉瓦の魅力をさぐる」

建築史探偵団(酒井 一光、船越 幹央、飯田 直樹 学芸員)

  • 歴史的な建造物の見方、考え方を実際の町を歩きながら学芸員が案内します。
  • 平成16年10月23日(土)
    コース1「大阪市内(福島~大淀)と東大阪の近代建築をめぐる」
    午前:博物館でレクチャー、
    午後:大阪市内 (福島~大淀)の近代建築をめぐる
  • 平成16年10月30日(土)
    コース1「大阪市内(福島~大淀)と東大阪の近代建築をめぐる」
    東大阪の近代建築をめぐる
  • 平成16年11月21日(土)
    コース2「大阪市内(川口~築港)と京都・伏見の近代建築をめぐる」
    午前:博物館でレクチャー、
    午後:大阪市内(川口・築港)の近代建築をめぐる
  • 平成16年11月28日(土)
    コース2「大阪市内(川口~築港)と京都・伏見の近代建築をめぐる」
    京都・伏見の近代建築をめぐる

難波宮跡発掘50周年記念フォーラム
「なにわの宮、発掘と保存の半世紀 -新しい歴史空間の創造をめざして-」

  • 平成16年12月11日(土)
  • [第一部]報告
    「難波宮跡発掘50年の成果」
    積山 洋((財) 大阪市文化財協会学芸員)
    李 陽浩((財) 大阪市文化財協会学芸員)
    佐藤 隆(大阪歴史博物館学芸員)
  • [第二部]座談会
    「難波宮跡の保存整備と史跡の活用」敬称略)
    坪井 清足((財) 元興寺文化財研究所所長)
    中尾 芳治(前帝塚山学院大学教授)
    喜谷 美宣(大阪国際大学教授・難波宮址を守る会代表)
    長山 雅一(流通科学大学教授)
    植木 久(大阪市教育委員会文化財保護課長代理)

大阪歴史博物館友の会 講座「古代文書の愉しみ」

  • 特別展「古代都市誕生-飛鳥時代の仏教と国づくり-」の開催に合わせ、展示資料の中から「上宮聖徳法王帝説」(国宝、知恩院蔵)を取り上げ、資料の内容と時代背景についての講演を行いました。
  • 平成16年12月12日(日)
  • 「聖徳太子のなぞを探る -上宮聖徳法王帝説-」講師:古市 晃(当館学芸員)

上方芸能鑑賞講座(澤井 浩一 学芸員)

  • 平成17年 3月20日(日)
    「浪曲を聴けばニッポンが見える」(協力:芦川淳平事務所)
    第一部 芦川淳平の気まぐれトークショー(75分)
    「魅惑の浪曲時空旅行 ~桃中軒雲右衛門から三波春夫まで~」 :芦川 淳平 三味線:一風亭 初月
    「歌謡浪曲 下田哀史 お吉物語」 演:愛平 祐子 三味線:一風亭 初月
    「長篇歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃」 演:芦川 淳平
    第二部 「浪曲名作選」(65分)
    「太閤記~秀吉の報恩旅行」 演:松浦 四郎若 三味線:藤信 初子
    「佐倉義民伝~宗吾の子別れ」 演:京山 子圓嬢 三味線:一風亭 初月
  • 平成17年 3月27日(日)
    「上方舞~山村流~」(協力:山村流)
    講演「山村流と三代目中村歌右衛門」(仮)講師:荻田清氏(梅花女子大学教授)
    上方舞 地唄「閨の扇」(ねやのおうぎ) 地唄「越後獅子」(えちごじし)
    出演:山村流六世宗家 山村若 地唄:菊原光治 菊央雄司

重要文化財 泉布観 一般公開(酒井 一光 学芸員)

  • 造幣寮(現在の造幣局)の応接所として明治初期に建設され、現存する大阪市内最古の洋風建築「泉布観」の一般公開です。建物の設計には英国人技師ウォートルスがあたりました。
  • 平成17年3月19日(土)~3月21日(月、振替休日)
  • 入館は午前10時から午後3時30分(ただし午後4時まで観覧できます)