第44回 特集展示大坂の料亭主人、瓢箪を集める!
毎週火曜日休館 |
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平成19年1月17日(水)から3月12日(月)まで、常設展示場8階の特集展示室において特集展示「大坂の料亭主人、瓢箪を集める!-幕末の茶道具、書画、骨董品-」を開催し、西宮市在住の宮里圭子(みやさと よしこ)様よりご寄贈いただいた1,000点を上回る書画や道具類の中から、「大瓢箪」(鴻池家旧蔵 本館蔵)など80件の資料を展示します。激動の幕末維新にあっても、堅実に、また瓢箪のごとく飄々と生きた大坂町人の趣味の世界をご堪能ください。 宮里家は代々帯屋源兵衛(おびやげんべい)を名乗り、江戸時代後期から明治時代にかけて、今橋築地(大阪市中央区)で料理旅館「瓢箪屋」を営んでいました。幕末に活躍した勤皇の志士、清河八郎(きよかわはちろう)も泊まった由緒ある宿屋です。幕末維新の折の当主は瓢遊(ひょうゆう・1812~1889)と号し、激動の時代にあっても、家業に精を出し、かつ遊び心も忘れない粋(すい)な人物でした。本展ではご寄贈いただいた資料から、瓢箪をモチーフにした工芸品や瓢遊の愛した大小さまざまな瓢箪を展示します。 |
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瓢遊喜寿像(ひょうゆうきじゅぞう) |
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展示資料数: 約80件 |
大瓢箪 鴻池家旧蔵 |
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瓢箪形杯洗(ひょうたんがたはいせん)
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